6月25日~26日で八ヶ岳登山1泊で行ってまいりました~
この梅雨の時期、天気が心配で前日夕方まで悩んでました
「気象神社」のお守りにお願いするしかない
と・・・・神頼みまで致しました
前日の天気予報は曇り
「思い切って行っちゃうか」と、前日夕方に八ヶ岳行き決定
今回のコース
長野県茅野駅→バス→美濃戸口→(登山開始)→硫黄岳→硫黄岳山荘に泊まり→
この、ルートは鎖場、ハシゴ、岩場、急登の連続で
毎年、滑落事故なども起こっています・・・
鎖場にビビリ上がってる私が行っても大丈夫なんだろうかと
かなりの不安を残しつつのスタートとなりました
バスで美濃戸口到着が既に11時
登山は午前中が勝負で日の出と共に登りたいんですが
バスがね・・・この時期、この時間しか無いんですよー
行きのバスで一緒だった大学生ぐらいの若いお兄ちゃん
都会の電車の中で出会ったらモヤシっ子にしか見えない感じだけど
テント持って大きなリュック背負ってると逞しく見えるね~
遅いスタートとなりましたが登山開始
来ちゃったからには根性!根性!ど根性!で行くしかない
普段、根性とか嫌いな私が仕事では見せない(笑)気合の入れようです
早速、ヤマツツジがお出迎えしてくれました
今、新緑だったのでこちらで言う5月上旬頃の気候でしょうかね~
川沿いの、気持ちの良い道を進んで行きます
この日の登山は鎖場や急登などの激しい登山では無いんですが
ひたすら5時間!登り続けなくてはなりません
登ったり、下ったりと起伏があればマシなんですが
登りだけの5時間って相当辛かったっす・・・
道沿いにヤツガタケキスミレの群生がたくさん見れて
頑張るか~って気を起こさせてくれました
花のある登山は、やっぱり良いですね
明日トライする山が見えました
左から赤岳→中岳→阿弥陀岳です
マジで、あれ行くんすかーーー!
だって、下から見上げると物凄い高さなんだもん
ここまで来といて、未だ不安要素が抜けきらないワタクシ・・・
この日は、いつになくバテバテで旦那との距離が直ぐに開いてしまう
後半に近付く頃には10歩進んでは休みたくなるぐらい辛かった
明日はこんなもんじゃ無くて鎖場の連続なのにー
どないしよー
辛い登りも歩を着実に進めれば、いつか到達出来るもの
(途中、めちゃくちゃダラダラだったけどね・・・笑)
目の前に硫黄岳山頂が見えてまいりましたー
2760m!硫黄岳に到着
あーーーーーーーしんどかったよォ~
爆裂火口跡
水蒸気爆発した跡らしいです
断崖絶壁で立ち入り禁止のロープが張られていました
そして今日宿泊の硫黄岳山荘に到着~
この宿、ビックリな事にトイレがウォシュレット付きなのですよ~
標高2500m以上もある場所なのにビックリです
しかも乾燥付き~
う~ん!トレビア~ン
山荘の前にあった「駒草神社」で
今日の登山の無事を告げました
明日も、どうか宜しくお願い致します~
この辺りは夏になるとコマクサの群生地なのです
多くの方がコマクサ目当てに訪れるそうですよ~
コマクサもピンクのカワイイ花なんですよね
普通、山小屋は相部屋が基本ですが
この日は団体客がいて騒がしくなるからと配慮してくださって
なんと
個室を用意してくれました~
これから登山シーズンになると山小屋も満室状態になるようですが
今の梅雨の時期は人もさほど来ないので部屋も空いてるんでしょうね
有り難いですね~
山荘には16時到着で、夕食は17:30からです
ビールを2本飲み(因みに350缶で¥500ね)明日に備えます
そして夕食
山小屋に泊まるのは尾瀬で1回泊まって今回で2回目なんだけど
山小屋の夕食のイメージって、ずっとカレーか、ハンバーグでしたが
これだけの種類出してくれるなんて嬉しいよね~
尾瀬で泊まった時も種類豊富な食事でした
2500m以上で炊く米は気圧の影響で沸騰点が地上と異なるため
正直、ボソボソの米です
でも、登山後に食べる食事は何でも美味しい
米粒一つ残さず有り難く頂きました
感謝感謝ですね
消灯は8時!!!
そんなに早く寝られるかーーーー
って、一人ぼやいてみたけど・・・
しっかり爆睡。( ̄~ ̄ )
2日目
5時30朝食の為、朝4:30に起床
外に出てみると・・・
こんなに素晴らしい景色が~\(*≧∇≦)/
これぞ登った人にしか味わえない景色
大感動!!!
雲の上に富士山も見れました
来月、天気が良ければ行くからね~(●´▽`●)ノ
山に魅入られる人の気持ち、よーく分かるな~
朝食を済ませ、朝6時
本日の鎖場に未だ不安を残しながら出発
オヤマノエンドウ(紫の花の方です)とチョウノスケソウ
八ヶ岳が賑わうのは梅雨明け後らしいですが
実は今の時期が1番、お花が多く見られる時期みたいです
この花は生息分布が少ないらしく珍しい花のようです
帰ってから知ったんですが(笑)もっとちゃんと撮ればよかった・・・
そして今回の1番の難所
横岳に近付いてきます
このナイトフリッジと言われる岩場を鎖を使って登ります
気を緩めたら大事故にも繋がるような切り立った岩場
もう、ここまで来たら行くしかない!
逃げたくても逃げられないしー(。>0<。)
泊まった山小屋で、横岳登ったっていう小太りのオバちゃんに
横だけの鎖場、平気かな~って話したら
そのオバちゃんも初めての岩場だったらしいんだけど
「私が行ったんだから大丈夫よ」と、心強い一言
そうだ
あの、小太りのオバちゃんだって行ったんだから私だって行けるはず
「小太りのオバちゃん!!!勇気を有難う~(●´▽`●)ノ」
(↑失礼な奴ですね・・・笑)
登山の岩場では三点支持が鉄則です!
手と足、四肢のうち三肢で体を支え、一つだけ岩場から離して行動する事です
慎重に登り到着
2829m!横岳に到着
旦那が写っちゃってるけど
ま、いいか・・・
確かに凄い岩場だったけど、不安要素が大きかったせいか
思ったより大丈夫でした
ああ、なんか凄い爽快感
一つ、ステップアップしたって感じ
でも、まだまだ油断は禁物です
パート2へ続きます・・・