anzuのブログ

\(^▽^)/

パティ・スミス オーチャードホール

 
パティ!パティ!愛しのパティー
 
 
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すみませんm(-_-)m
今日は語らせて下さい・・・
 
1月24日 渋谷オーチャードホールにてパティ・スミスのライブ
 
2009年にフジロックで来日はしてますが単独でのライブは10年振りとの事
 
10年前に来日した時は行きませんでしたが
行っときゃ良かったと後悔しました
 
今回、東京は23日の渋谷AXと、24日のオーチャードホールでした
因みにAXでは、シーナ&ザロケッツの鮎川夫妻が来てたらしいよ~(^m^ )
 
AXはライブハウスで、オーチャードホール指定席のあるホールです
昔なら絶対にライブハウスで見てたけどスタンディング疲れちゃうしな~
(ババアかですね
って事でホールで見る事にしました~年齢層、高かったな~(笑)
 
 
パティ・スミスは、昭和21年生まれ現在66歳
私の母親と2歳しか違わないんだけどーー
なのに、この滲み出るカッコ良さは何なんだろう
(パティの写真は若い時の写真も混ざってます)
 
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まず、この日のセットリスト
 
1. April Fool
2. Kimberly
4. Fuji-San
5. My Blakean Year
6. Dancing Barefoot
7. This Is The Girl
8. Beneath The Southern Cross
9. (Cover Medley)
10. Because The Night
11. Pissing In A River
12. Banga
13. People Have The Power
 
En1. Rock N Roll Nigger
En2. Gloria
 
今回、ニューアルバムを引っさげてのツアーだったんだけど
ニューアルバムは買ってません(笑)
アルバムも全部持ってる訳じゃ無いので知らない曲が
大半だろうと思ってましたが、王道の曲たくさんやってくれました
 
そして4曲目の「Fuji-San」
クリックでお願いします
 
 
 
今回のニューアルバムに入ってる曲
富士山は山であり自然の象徴であることから
あの3.11からも見守っていてほしいという願いの歌との事
 
途中、ペットボトルの水を口に含み
観客にブーッと吹きかけるパフォーマンス(笑)
そして、自ら濡れたステージを拭き拭きするパティ
 
あぁ・・・(*´∀`*)何てチャーミングなんだろう
カッコ良さと、女性的な可愛らしさと両方持ち合わせた魅力的な人です
 
ウチの母親なんて膝痛い腰痛いって痛い所だらけなのに(笑)
パティ・スミスの華麗なステップとても66歳には思えない軽やかさ
 
そして、何と言っても声量が全く衰えてなかった
1stアルバムの時と全く同じだった
 
母親ほど、年が離れてはいるけど永遠の姉さんです
 
ギターはオリジナルメンバーのレニー・ケイです
レニー・ケイと言えば
ナゲッツ」のガレージコンピですね~
 
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60年代のガレージバンドの中には1発屋でシングルしか出してないような
バンドも多数ありましたそういったバンドを寄せ集めて
リストアップして編集したのがレニー・ケイなのです
その後のPUNKムーブメントの時も1発屋が多かったですね
Menaceとかね(笑)
 
んで・・・
 
セットリストの9番目、カバーメロディってあるでしょ
そこでナゲッツに入ってるThe Strangelovesの
「NIGHT TIME」をレニー・ケイが歌ったのよ~
 
因みに「NIGHT TIME」
クリックでお願い致します
 
 
この日はこの曲だったけど、もしかしたら
他の日はナゲッツに入ってる別の曲を歌ってるのかも~
 
 
 
んで、んで!!!
 
もーーーっと嬉しかったのがね・・・
 
同じくカバーコーナーで
 
BORN TO LOSE
やったんだよーーー\(*≧∇≦)/
 
 
たまたま見つけたこの映像!
清志郎さんでないの 
 
パティ・スミスの声で「BORN TO LOSE」聴けるなんて最高でしょ
シャウトするパティに惚れ惚れしちゃった
 
カバーは他に、こんな曲も
Night Time (The Strangeloves cover)
 (We Ain't Got) Nothing Yet (The Blues Magoos cover)
 Born to Lose (The Heartbreakers cover)
 Pushin' Too Hard (The Seeds cover)
 
そして1幕目の最後は
 
People Have The Power
 
大盛り上がりでした~(o^O^o)ノ
 
途中でアンプの調子がおかしくなったのかパティの持ってるギターの
音がしなくなった時があったんだけど、その後のMCで
「ファッキンギター」って冗談っぽく言ってた
ファッキンって・・・何度も言っちゃ悪いけど66歳よ(笑)
 
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そして、アンコール1曲目は
Rock N Roll Nigger
前日の渋谷AXでは、この曲やらなかったらしい
なので、2日間とも行った人はオーチャードホールの方が良かった
って言う感想の人が多かったみたい
 
それぐらい、Rock N Roll Niggerは代表曲だよね
 
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Tシャツも買ったよ~
 
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バックプリント
 
Rock N Roll Niggerを歌い終えてMCの時に・・・
 
「Fuckin Nuclear!」
原子力(核)なんかいらねぇ!!!
 
と、叫びギターの弦をぶっちぎる
 
あぁ・・・やっぱりパティも同じ気持ちなのね・・・と嬉しくなった
世界の人は日本の事、ちゃんと見てるんだよね
アタシは恥ずかしいよ・・・
 
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パティ・スミスの今がカッコ良いのは
昔から自分の思想や信念を持ち、周りに流される事無く
自分のやるべき事をやってるって事
 
彼女のメッセージは、いつだって平和を願ってる・・・
 
顔が美人とか、お金持ってるとか、肩書きが欲しいとか
それが、どれだけのもんなんだと
そんなもんは糞くらえと訴えかけてくるようだ
 
人の美しさは容姿でも何でも無くて
内面から出る生き様なんだという事をひしひしと感じさせてくれる
そして、その生き様は自然と容姿にも表れるんだと・・・
パティ・スミスを見てると凄く感じる
 
そんな私も、カッコ良く年を取るためにもダメなものはダメなんだと
今後もハッキリ言っていこうと強く思った夜でした・・・
 
オバハン上等です!(笑)
 
 
そして最後の曲は私が1番聴いたアルバム1stアルバムから
Themのカバー「Gloria」
 
もう、これは座ってなんかいられないっしょ
勿論、総立ち
拳振り上げ、「グロリア」叫びましたよー(笑)
 
 
 
 
パティ・スミス、見れて良かった。本当に良かった。
今回、見なかった人は絶対に後悔だぞぉ~(笑)
 
 
音楽は癒しなんかじゃ無く、思想なんだと心から感じました。
パティ・スミス全てがPUNKだった
 
 
 
イギー・ポップと、ルー・リードも見ておきたいな~(*´∀`*)
 
 
 
 
おしまい~