年に2度は参拝に訪れますが
終戦記念日に行くのは初めてでした。
数年前からこの日に参拝に行きたいと思ってましたが
なんやかやで行けずじまい・・・
今年は8月15日に行く事ができました。
九段下の駅は凄い人でした。
そして刺すような猛暑
以前にも少し書きましたが
この神社は、どうも好きになれない。
8月6日、8日の広島や長崎の追悼式とは
意味合いが違って感じるのだ。
長崎市長の核についてのべた言葉は胸に突き刺さりました。
正午の黙祷の後、戦没者追悼式でのべられた
天皇陛下のお言葉が境内に流れる。それが終わった途端
「天皇陛下万歳!」の声・声・声・・・
旭日旗を持ち特攻の鉢巻きをした子供が意気揚々と境内を歩いてる
なんか間違ってやしないか?
戦後と何も変わってないじゃないか!
靖国に集まる連中は皆が皆、自分勝手な思想を持ち
自分を正当化してるだけのように思えてしまった。
戦争で亡くなった方に手を合わせ
そして、それを未来に繋げていく事!
皆が、平和で楽しく暮らしたい。それは誰もが望む共通の思いのはず!
そんな簡単な事なのに!
靖国は戦後のまま時が止まってしまってるようで
時代が未来に繋がって無いと感じました。
今の日本の現状を見てもそう感じますが・・・
胸クソ悪くなり、そそくさと退散・・・
人それぞれの意見があるとは思います。
私と同意見ばかりの人だけでは無い事も分かっています。
でも、私が初めて8月15日に靖国を参拝して感じたのは
やっぱり、戦争を美化してるようにしか思えなかったのです。
こんな思想だらけの場所に一国の首相が参拝するべきではないと
個人的に思いました。現地に赴いて私は、そう感じました。
ただ、ただ、戦争に翻弄され、死んで行った多くの人達に
追悼の意を込めて手をあわせてきました。
終戦記念日は、こんなところに行かず
今後は今まで通り、個人的に黙祷しよう・・・
前もって用意していた書きたい事があったんだけど
靖国神社の、あまりにも異様な雰囲気に腹立たしくもなり
あと数時間、敗戦記念日を静かに過ごそうと思いました。