1月7日(水)晴れ
旅行会社の日帰りバスツアーを使って
私自身の、神社熱が一番熱かった頃・・・彼是10年前ぐらいでしょうか
電車、バス、タクシーなど乗り継いで、この3つの神社を回った事があります。
車使っちゃえば簡単に回れる場所なんだけど、車じゃ無いとバスや電車の
本数は少ないわ、特に息栖神社まで行くのが大変で行ける所まで
バスで行って、どうしようも無くなってタクシー使ったのよね・・・
徒歩の距離も場所によっては長かったよー10キロ近くは歩いたかな・・・
その時にね、信仰は厳しさも伴うのだと実感した次第でございやす
バスは練馬→池袋→新宿から乗車出来るのですが
池袋から乗り、7:30出発ですヾ(≧▽≦)ノ
スカイツリーを眺めながら湾岸道路を走り
まずは千葉県にある香取神宮を目指します。
1時間に1本すら無い事もあるのです(TдT)
10年前に行った時は今みたいに携帯で電車の時間を調べたり
便利な機能を使ってなかったし、電車が来るのをひたすら待った事がありました。
しかも、最寄り駅の香取駅は何も無い
ま~これもね、今思えば不便だったからこそ、より思い出に残って
いるのかもしれないですね。漫画家のつげ義春さんが昭和40年代頃に
日本の温泉地を巡った話を1冊の本にしているのですが、(またヘンピな温泉地が好きなのですよね)あの方も車ではなくてバスを利用して行かれていて
しかも昭和40年代のバスなんて時刻通りにバスは来ないわ、
ましてやバスも通っていない場所もあったりと、まぁ、今の車社会を考えると
大変な旅だなぁと感じるのですが、でも、それがまた凄くいいのですよねぇ。
バスを待ってる時間や、そこに行き着くまでのユッタリとした時間の流れ、
とても旅情をかき立てられるのです。
しかし!今回はバスツアーを使って簡単にサクッと詣でちゃいました~(笑)
香取神宮(千葉県)
正月七日は松の内とは言え、世間はすでにお仕事モード全開
それでも、参道には出店も出てマダマダ賑やかな雰囲気
年明け1週間ぐらいは正月気分を引っ張りたいよね~
今、1日から営業してるスーパーとかも多いけど、せめて3日までは
休みでもいいんじゃないかたかだか正月の3日間店閉めたところで
景気に何の影響も及ばないと思うわ~
正月気分をいつまでも引っ張りたいワタクシ・・・(+-_-)
だってさ、正月終わったら恵方巻き、それが終わったら桜の開花~夏~
あまりにも先取りし過ぎるから1年が早く過ぎちゃうんだよぉーー(。>0<。)
もっとユックリいきたいもんですね
社殿のまわりを1周してみました。神様が鎮座する本殿
香取神宮は経津主大神(フツヌシノオオカミ)という武神の神様を祀っているのですが
なぜか私はこの神社には荒々しい武神の神様の気配がしないのです。。。
もっと、やわらかい優しさをこの神社には感じるのです。
神社に古事記などの神様があてがわれるようになったのも
自然崇拝の方が強かったように思います。元々、この香取神宮も
「天地のはじめのころ、普都(ふつ)大神と名乗る神が降りてきて日本中を
めぐり、山河の荒ぶる神をしずめた」という記事があるそうです。
水郷地帯である場所で、あらゆる自然現象を司り悪霊を防いでいたのが
ずばり香取神だったようですね。武神の神様は後で取ってつけた御祭神で
本来はもっと生活に密着している人々の守り神だったのでしょうね。
だからきっと、武神の厳つい気配では無く親しみや優しさを感じる神社
なのだろうなと、そう思いました。
狛犬(阿)
狛犬(吽)
宝物館で見られます。
うちにもあります(^m^ )
10年以上前に参拝に来た時に買いました。
今でも、自宅の神棚を守っていてくれてますよん♪
要石
石の棒となっていて、その頭の部分が↑この部分なのです。
奥宮、以前は行ったんだけど、特に案内図が出てる訳でもなく
あれ?どこだったけ?って探しちゃったよ。
奥宮に参拝してる人は非常に少ないですが、神社に行ったら出来るだけ
奥宮も行ける範囲の場所にあれば立ち寄りたいですね。。。
陽光差し込む奥宮に相応しいヒッソリ感が何とも言えんね。。。
神社の参拝は賑やかな初詣よりも、普段の日に静かに参拝するのが
イイねってこの奥宮に立ち寄って改めて実感したよ。
奥宮
奥宮には香取神宮の荒魂(あらみたま)が祀られています。
同一神でも、荒々しい側面と平和的な側面と人間と同じで神様も
2面性があり、奥宮には荒魂を祀ってある事が多いように思います。
荒魂だから、端っこのひっそりした場所に置かれちゃってるのかな(^▽^;)?
奥宮は坂を登ったところにあるのですが、降りてきたら
野鳥のジョウビタキが迎えてくれました(^ー^*)♪
ジョウビタキの雄ですね♪オレンジのお腹がキレイだな~(*^-^)
参拝を終え、バスに戻ると座席にお弁当が配られていました。
今回のバスツアーはお弁当付きなのですね~(^m^ )
因みにお値段は1人¥5980のツアーです。
自分で行くとなると大変だし、まぁ妥当な値段かな~
お弁当は期待してなかったんだけど(笑)美味しかったよ~
東京の弁当屋みたいね。満足出来るお味でした~
したらば!見えましたよ!先日登った筑波山!!!
理由が分かるね!標高は低いけれど、まっ平らの関東平野からポコンと
突き出た筑波山の姿!2つの峰の連なりがまたキレイよね。
100名山に入れたかった気持ちがこの景色を見ると凄く理解できるわね。。。
息栖神社(茨城県)
この神社がですね。車無しで来ようとすると大変なのですよー(TдT)
香取、鹿島とは違ってこじんまりとした神社ではありますが、
東国三社の一つでもある神社なので霊験あらたかではあります。
久那土神は道しるべの神様なのですが、
ビックリした事に息栖神社の近くの民家の名前が「猿田」さんだったのです。
猿田と言えば猿田彦と言う道案内の神様が神話には出てくるのですが
まさに道案内の神様の名前の方が近くにお住まいだったのですよね。
土地の持つ記憶ってのは人の苗字などにも残ってんだな~と
感心してしまいました。
息栖神社で参拝
かつて平田篤胤先生も東国三社参りをしたとの事
東国三社詣でた後の銚子に向かう途中の神社で、かつて夢に何度か出てきた石笛を見つけたそうです。その石笛を譲ってもらい、今でも渋谷にある平田神社にはその「天の石笛」が保管されているそうです。
因みにうちの神棚は平田神社で求めた宮形を使っております。。。(;´▽`A``
本殿をパチリ
那岐(なぎ)の木
境内に那岐の木がありました。
風がやんで海が穏やかになる事をナギルと言い、全てが円満に収まるように
すべてに和ぎ(なぎ)のパワーを感じられるようにと神社に植わってる事の
多い木ですが、あまり見ない珍しい木ですね。
社殿から真っ直ぐ神社から出て歩いたところに鳥居があります
ここには真水が湧き出る井戸があるのです。
ここでも本殿をパチリ
鹿島神宮もカッコいい神社ね~
中の境内は広いです。
海まで歩いて3キロぐらいだったかな?神社の境内って玉砂利が多いけど
君が代の歌詞に出てくる「さざれ石」
色んな場所でさざれ石は見てるけど、これだけ立派なのはないかな~