anzuのブログ

\(^▽^)/

ニューロティカのドキュメント映画☆「あっちゃん」



ニューロティカ結成30周年記念ドキュメント
「あっちゃん」を観てまいりました。

レイトショーの為、夜8:40からの上映。
私が行ったのは平日にも関わらず多くの人が観に来てました。
レイトショーであれだけの人が入るのは珍しい!
CRASSのドキュメント映画よりも断然多かった!(笑)
改めてニューロティカの人気っぷりを感じました。

そして!普通に近所の人がインタビューに応じている!
普通にあっちゃんの母親も出演してる!
こんなローカルなドキュメントは初めてだわ(笑)


イメージ 1

映画館にはニューロティカ好きなら誰もが知ってる
あっちゃんの衣装が飾られていました。


イメージ 2

色んな方のコメントが貼られている中、フォワードの
イシヤさんのコメントはやっぱ目を惹くな~(^m^ )



ファンの間では有名な話しだったのかどうかは分からないけど
あっちゃんのバンド活動以外での私生活を知ったのは
2013年に放映したこの番組でした

2013年「アド街ック天国」八王子特集
まずはキンキンのご冥福をお祈りいたします・・・

八王子には何の興味も無いんだけど(笑)たまたま家でこの番組を
見ていたのです。そしたら、いきなりあっちゃん出てきて
しかも普通にお菓子屋で働いてんじゃないのよ!
あたしゃビックリして「あっちゃん何してんのーー!」って
友達でも何でも無いのにテレビの前で叫んじゃったわよ(笑)

この番組で初めてあっちゃんが八王子出身なのと
家の家業を継いでお菓子屋の店主である事を知りました。
にしても、曲がロティカ節炸裂だね!
うまいよね!さすがだわ(^m^ )

映画はそんな私生活の部分をも多く映し出されています。
ここの所ライブから離れてたから知らなかったんだけど
オリジナルメンバーは皆、脱退しちゃって残ったのは
あっちゃんだけとは聞いてたけど、活動休止を1回もして無いんだね~




私がニューロティカを観たのはもう20年前ぐらいだろう。
私がライブの話しすると全部20年前になっちゃうね(笑)
10代の時に聴いた「憧れのRock'n Roll 航路」大好きだったな~
YOU TUBEには無かったのには残念!気になった方は
92年発売のアルバム「がむしゃら」を買うべし!!!

ロティカのライブはとにかく楽しかった!
ジャパコアのような一触即発のような雰囲気はなく
(今はもうあまり無いんだけどね・・・)
皆で楽しもう!って空気がバンドからも客からも感じられた。

映画の最後のほうで、あっちゃんが身近に亡くなったミュージシャンの
名前を挙げてホロリとする場面があるんだけど
その名前の中に、マサミさんや、チェルシーさんの名前も出てきて
ジャパコアのバンドとはあまり繋がりがないのかと
思ってたんだけど、あぁ、やっぱりライブハウスで活動してるバンドは
親交があるんだな~と、意外な名前が出てきてビックリしました。
GAUZEのヒコさんが~なんて事も話してたし。

それと、矢沢永吉の娘、矢沢洋子が出てくるんだけど、
娘の洋子は随分とアンダーグラウンドで活動してるバンドと
一緒にやってるわよね~父ちゃんの力借りて、もっとテレビ出たら
いいのにって思うんだけど、ライブハウスの方が居心地いいのかな(笑)
その洋子が、あっちゃんにコメント寄せてるんだけど
「あっちゃんは凄く尊敬できて偉大な人」みたいな事言ってたけど
いやいやいや・・・・アンタの父ちゃんの方が凄いでしょ!
ってきっと誰もが心の中でつっこんだだろうな・・・笑


イメージ 3

多くのバンドマンがこの映画に出てくるけど
あっちゃんの魅力・・・なんだろうか・・・(笑)
でも、映画観てると、あっちゃんの回りには自然と人が集まって
何だか分からないけど惹きつける何かがあるんだよねぇ・・・
映画観て特に感じたわ。
私だって、もう20年近くロティカを見てないのに、こうやって
映画観たい!って気持ちになって映画観たらライブ行きたい!って
強く感じたもんね。誰にも真似できない生き様がそこにはあったよ!

この日、ニューロティカを全く知らない旦那と観に行ったんだけど
観に行く前に「知らないのに観て面白いの?」って聞いたら
多分、面白くないと思うけどノリで観る!って言っちゃったとの事。
鑑賞した後に、「どうだった?」って聞いたら
「面白かった!ライブ観てみたくなった!」だそうです(笑)

46年間、ニューロティカを知らなかった人を
ライブ観にいく気持ちにさせるあっちゃん、すげー!
あーだ、こーだ語ろうと思ったけど答えは全てこれだな!
ニューロティカを観たら誰もが楽しくなって好きになる!
しかも、誰かレビュー書いてるかな~なんて検索してたら、旦那が
私の知らないとこでレビューまで投函していた!
いかにも昔からのファンだったような感じで書いてて笑ったわ(^m^ )
でも、なかなか良いこと言ってんじゃんか!
と思ったので旦那が投函していたレビューをそのまま貼り付けます。
「パンクは生き方の一つだ」
オレは根っこがパンクから始まっているから…
あっちゃんが劇中で言ってた。
不確定要素しか見当たらない「パンク」という音楽から出て来た
思想とも言っても良さそうなものに絡め取られた人は
滑稽でもあり悲劇でもあり、アウトサイダーでもある。
それら全てを否応ナシに人生の中で受け入れざるを得なくなり、
ヘトヘトになり、クタクタになり、ボロボロになったその果てに
見えた代わり映えのしない世界に改めて共感を覚えた時、
「それなりに楽しんでいるな…」と思えた時に渋い
庶民の暮らしから生じる淡い光を放つ…
そんなようなドキュメンタリー映画です。


という事で今年はロティカのライブ観に行っちゃうぞ