anzuのブログ

\(^▽^)/

藤原新也 ⭐︎ 世田谷美術館

1月14日(土)

 

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世田谷美術館藤原新也さんの写真展を見に行ってきました。

しかし、世田谷美術館、遠い!家から1時間もかからないんだけど(笑)都内に住んでからは30分以上の移動はやけに遠く感じるようになっちゃったのよね(;^ω^)埼玉に住んでた時は1時間ぐらいの移動なんて当たり前だったのに。世田谷美術館は用賀からバスで行きます。歩くと30分ぐらい。足が元気な時だったら30分ぐらい歩いちゃうんだけど、今回はバスを使いました。

 


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藤原新也さんは各国をまわって写真を撮られているお方。特にインドの写真は印象的でした。もちろん写真撮影OKの場所で撮ってますからね~!

 


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私の旦那や、姉、姉の旦那さんはアジアを旅するバックバッカーだったので、わりとインドの話を聞くことが多かった。当時は携帯なんかも無い時代だったし、今でこそバーチャルで色んな国の事を知る事ができるし、行くのも簡単になってるけど、当時のインドは世界観が変わってしまうんではないか?って不安になるほど未知な国だったよね。貧乏そうな国であればある程、憧れは強かったな。

 


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これは有名な写真ですが、何度見ても強烈な写真よね。インドではこういった日常が当たり前のように見られている状況。だけど、そこに悲壮感はない。

「ニンゲンは犬に食われるほど自由だ」

死んだ人間は犬の生命となり、残った肉片は微生物がキレイに食べつくし、死んで地球の自然に貢献される。素晴らしいね。ウチは子供もいないし、墓なんかあってもしょうがないから、つくづく犬に食われるぐらいがちょうど良いと感じるわ。それか、いつも言ってるけど鳥葬ね。



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インド、ここも死ぬまでに行ってみたい場所ではあるけれど、ここも若い時に行っておくべき場所だったのかもしれない。結構カルチャーショック受けただろうな。

何歳になってもやればできる!って言う人もいるけど、やっぱり若い時と年取った時の感受性って明らかに違うと私は思いますね。初めての海外でインドネシアのバリに行った時も相当カルチャーショック受けたしなぁ。あの時は20歳だったかな。

 


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この写真好きだなぁ。家族写真にそこら辺の犬が紛れ込んでんのに、誰一人として犬に目がいってないのね(笑)野良犬がいて当たり前って感じで。インドには野良牛もいるっていうしね。それが日常なんだろうね。

 


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生きてると、特に今の日本は秩序とか、空気を読むとか、がんじがらめよね。何が正しいのか分からなくなってくる時も多々ある。もしかしたらさかさまなのは自分自身なのかもしれない。

 


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インドではお金のある人は火葬されるそうだ。カーストの下の層の人間は土葬だったり、ガンジスに流されたりするそう。昔、インドを放浪していた蔵前仁一の本をよく読んでいたんだけど、火葬も日本のような密閉された場所でするのではなく、塀もないようなところで、ガンジス川のほとりが火葬場になっているらしく、たまに肉片などが飛んできては犬がパクっと食べたりするそうだ(笑)

姉はこの火葬場を見に行っているんだけど、人間は焼かれる時に寝ている状態から火がつくとムクムクっと起き上がってくるそうだ。それが何ともいえない気持ちになるのだとか・・・遺体なので完全に死んでるんだけど、魂は生きてるようなそんな気持ちになるそうだ。そして遺灰はガンジス川に流され、輪廻転生の苦しみから解放され、永遠の幸福を手に入れると言われている。

 


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こうやって写真見るだけでもインドには心惹きつけるものがありますね。

 

 

 

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何が真実なのか分からなくなるこの昨今、自分で見極め、思うままに生きるしかないのかもしれないね。

 


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最近思うのは死ぬこと自体はなんの未練も無いんだけど、死ぬときの過程がね、自殺するにしても一瞬は痛かったり、苦しむだろうし、手術した時は全身麻酔されて、寝てる間に手術が終わってる訳だけど、体切り刻まれたり、内臓取り出したりしてんのに、全く痛みを感じないんだから、死ぬときは麻酔で死なせてくれたらどんなに楽だろうと思うわね。安楽死、そろそろ認められてもいいんでないのかね~なんて思っちゃうわね。もちろん、安易な自殺はダメだし、若い子の安楽死は絶対にダメだと思うけど、年取ってヨタヨタになってまで行きたくないな~(´Д`)

 

 

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チベットの写真も素晴らしかったです。

 


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周庭さん。いまどこで、どうしているのでしょうか・・・香港は完全に一国二制度ではなくなってしまい、言論の自由もなくなってしまった。


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香港の雨傘運動。日本のデモとの違いは若い子が先頭に立っている事!若い子が先導していること!この雨傘運動はほんと胸痛みましたね。白人なんかはわりと暴れる輩も多いけど、あくまでも非暴力で戦ってましたよね。

 


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日本でもSEALDsが活動していた時は私もよくデモに参加していたけれど、日本は若い子が政治発言をすると叩きまくるからね。SEALDsが活動していた時はデモに少しは若い子もいたけれど、やっぱり年寄りばっかなんだよね。日本のデモは。香港の雨傘運動を見た時は日本は幼稚で民度が低いなと感じましたね。政治に関して無関心すぎると。だから政治家はやりたい放題!なんどかね。

しかし、もう香港も口を塞がれてしまった・・・リンゴ日報も廃刊に追いやられ、創業者は禁固刑となった。周庭さんも。きっと海外に行くことすら許されていないんだろうと思う。監視下の中、どれだけ辛い生き方をしていることか・・・胸が痛みますね。

 

 

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海外だけでなく、日本の写真も撮られています。

 


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わりと猫より犬の写真が多かった。きっと犬派なんだろうね(*´ω`*)

 


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私も笑って朽ちたいわ。野垂れ死に大いに結構!

 


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恐山もいつか行ってみたい場所。いつか、いつか、とか言ってたらそのうち死んじゃうよね!実現させねば・・・

 

 

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笑う( *´艸`)

 


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バリも昔行って、神秘的なところだと感じましたね、なんせ初めて行く海外だったので、見るもの全てにビックリで世界に出れば価値観がこうも違うんだ!ってことを感じました。だからこそまだ頭が柔軟な時の若いうちに海外にどんどん出た方がいいのかもしれないね。私なんかはバリと、タイと、フィリピンぐらいしか行ってないから大きなことは言えないんだけどね(;´∀`)だけど、ハワイとかはどうかと思うわ。あんなとこ私は全く興味ないし、全く得るものもなさそうだわ。あくまでも個人的意見です(-人-)

 


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「死への恐れが日ごと遠ざかっていった・・・」

人の死なんてそんなものなのかもしれない。もちろん、一人一人のドラマがあるし、生き様は永遠に人の心の中に残るし、決して死を軽んずる訳ではないけれど、遺体は抜け殻だからね。とは言っても自分の身内が亡くなったら犬に食わせろ!とは思わないけどね(;´∀`)自分自身の遺体が犬に食われるのはいいけど、やっぱり身内が犬に食われるのを見るのはね(笑)そう思うと、やっぱり人が死ぬってことは亡くなった本人以外の思いが強いよね。葬儀や墓参りなんかは残されたものが死者を心の中にとどめておくためのものだと感じますね。

 

 

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この写真も強烈ですね。

ガンジス川って思えば凄いところよね。生身の人間の遺体を流したり、骨流したりしてるのに、普通に沐浴とかしてるんだもんね。因みに姉も旦那も沐浴経験者であります。なんだかきったない川でヌルっとしてたって言ってたな(;^ω^)

 

 

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花の写真も素敵でした。さすが写真家の撮る花は違うね。

 


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福島の三春の滝桜

震災のあった直後だったから、空気は相当なセシウムに汚染されてたでしょうね。そんな中、人工的に作られた原発セシウムを全面に浴び、逃げる人間とは裏腹にそこにどっしり根を張り、これでもか!ってぐらいの繚乱な花を咲かせる。自然は一瞬にして人間に牙を剝くけれど、このように楽しませてくれる一面もある。

 

 

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藤原新也さんの写真展、とても良かったです!写真に添えられた言葉が胸に突き刺さりました。つくずく狭い世界にいたらいかんよ!と感じましたね。生きてる時間なんてほんの一瞬なんだから、自分の足で動き、自分の目で見て、ネットのバーチャルな世界なんかではなく、自ら行動して世界を感じないといけないと思いました。今後は海外旅行も視野にいれて行くようにするかな~

 

 

 


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そして・・・

世田谷美術館の近くに世田谷市場があるのですが、そこで働く従業員さんたち向けの食堂があります。「キッチンマルシェ」です。お客さんの殆どは市場で働いてる方なのですが、一般の人も入れます。

 


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中はこんな感じ。社員食堂のようだね~!昔働いていたダイエーの社食を思い出したよ。

 


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私は味噌ラーメン

まぁ、想像通りですわ(笑)美味しいとか、不味いとかの域を超えた、子供の頃に食堂で食べたよね~って味です。

 


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旦那はカツカレー

これも想像通りですわ(;^ω^)あ、一つ想像と違ったのはポテトサラダかと思いきや、はんぺんサラダだったー(゚д゚)!これは誰も想像つかないでしょ(笑)

 

 

 

 

ではでは。最後に1曲いってみようか!ここはやっぱり筋少の日本インド化計画しかないんでないの?って思ったけど、以前流してるので却下!それともゴダイゴか?とも思ったけどこれも却下!それじゃーこの曲でいってみよう♪

 

 

 

 

 

 

 

BO GUMBOS ☆ 「夢の中」

 

本当は「ラリッてインド」がよかったんだけど(笑)なかったのでこの曲で!

 

 

 

 

 

 

おしまい(●´ω`●)