行ってまいりました!!!
登山する方なら槍ヶ岳 北鎌尾根のコースは行った事がなくても
大変さはご承知だと思います。
けれど、このコースを歩いてみたい!という思いを達成する事が出来ました!
はい。。。ヾ(-д-;)アタシじゃなくて旦那がね(笑)
今の状態で私が行ったら死んでますね!間違いなく!
今後先、私が行く事もないでしょう・・・
槍様のカッコいい写真もあるので私は行ってないんですが(笑)
更新しちゃいまーす(o´▽`o)ノ
7月26日(日)~7月30日(水)
26日の夜、中房温泉行きのバスに乗り込みます
5:50 燕岳に向けて登山開始
富士山
合戦小屋でスイカ~
急登を登ってる時のこのスイカがまた美味しいのよね~
槍様登場!カッコいい!!!
コマクサの群落
出ました!イルカ岩!
高山植物の女王!コマクサ
9:10 燕岳山頂到着!
畦地梅太郎先生の描く山男の石像、奥は燕岳の勇姿。
デモに行くと何故だかモンベルから出してる畦地先生のTシャツを
着てる人とよく遭遇致しました...
右から槍ヶ岳、大喰岳、中岳、南岳。
12:15 大天井岳に到着!
13:15 大天井ヒュッテに到着!
この日も遭難者あり。
後で大天井ヒュッテの方のブログを読んだら、この遭難者の方は
グループで来ていたそうですが、歩けなくなった一人を置いて報告も無しで
結局、遭難した人自ら救助を要請したそうですがあまりにも酷すぎる!
一緒に来ていて一人置いてくって一体何考えてんだろうね。
置いていかれた人も自分で救助呼ぶから行っていいって言ったらしいのですが
それにしたって一緒に来てるんだからね...
夜は更けていきます...
ここまでは以前、私も同じコースで大天井に泊まり、次の日は東鎌尾根コースで
槍ヶ岳に行きました。北鎌尾根とは問題にならないぐらいだろうけど
東鎌尾根もガツンと下らされて、その後ガツンと登らされて
辛かったな~(´∩`。)けど、また行きたいな...
7月28日(火)
本来なら宿を朝3時に出発予定だったそうですが雨だったそうです。
7時頃には止んだそうですが、10時間以上の長時間コースなので
7時出発では遅すぎます。なので、この日は諦めて大天井に
もう1泊したのでありました...
私が以前、行ったときも出発する時は雨で途中まで合羽着て槍を目指しましたが
今回、旦那が行くのは切り立った岩場と悪路が連続する北鎌尾根です。
ただでさへ危険な場所を歩くのに雨で岩が濡れていたりしたら
なお更に危険度は増しますからね。行かなくて正解ですね。
7月29日(水)
3:00 大天井ヒュッテを出発!
標高差770mの貧乏沢を一気に下って、天上沢出合。
生まれたての北アルプス天然水!
槍までゴジラの背中のような強烈なアップダウンのあるデコボコ、ガラガラ、ザラザラ、グズグズの悪路を行かなくてはなりません。
危険箇所が多すぎて写真もあまり撮ってないとの事でした。
P15「諸君頑張れ!」のレリーフ
ここを歩いた人じゃないと見れないレリーフですね。
私は行ってないけれども、旦那は大キレット2回、ジャンダルム1回
剱岳と登ってますが、今までは楽しかったという感想を言ってましたが
今回の北鎌尾根!もうね、ハンパなかったらしいですよ(笑)
無事に帰って来れたから笑えるけどね...
初めて旦那の口から行ったのをちょっと後悔したって聞きましたね(笑)
登ってる途中も「うわー!これ登るのかよ!」って場所の連続だったそうです。
命がいくつあっても足りんわ!との事でした。
このルートは最大級のリスクを伴うので、いつも単独で行くような人も
万が一を考えて、2名のパーティを組んで行く人も多いようですね。
旦那も、途中途中で何かあった時の際の救助の事とかが頭の中を
グルグル回ったそうです。勿論、そうならないように強い精神力を持って
「穂先は近い、気を抜かずに頑張れ!」とテンションを上げて歩いたようです。
でも、来ちゃったからには引き返せないし、先に行くしかないんですけどね...
14:30 槍ヶ岳に到着!
旦那は何回目だ?5回目?いい気なもんだ!
アタシは未だ1回しか行ってないっちゅーのに!(笑)
そしてこの日はヒュッテ大槍に宿泊
この日は約13時間の歩き!*1
多分、アタシが歩いたら13時間じゃ効かないな...
つーか、何度も言うけど、その前に絶対に死んでる!(笑)
7月30日(水)
朝4:00ヒュッテ大槍を出発
ピント合ってませんが日の出前の常念岳
ここもいい山よね~(人´∀`)
10:55 上高地に到着
上高地でお風呂に入って終了!
本来なら、今回の山行きで槍~大キレット~ジャンダルムに行く計画を
してたんですが、1日雨で無駄になったのと、疲れ果ててた事もあって
やめたそうです(^▽^;)ちょっとハード過ぎるわよね・・・
北鎌尾根を歩いた旦那はんの感想です
「生と死の境界線上を歩いているようで、ある場所では5cmほどの
硬い岩だけが命を保障する足掛かり手掛かりで、それ以外は何処も彼処も
奈落の底、黄泉路の入り口だった。槍の頂上に着いたときは達成感よりも
『助かった...』という切実な思いしかなかった。」
との事です
つーかさ、こんな思いまでしてナゼ行くんだろうね~
そこに山があったってアタシャ行かないよ(笑)
槍にはまた行きたいけど、このルートは嫌だね(×_×)
この日、同じルートを歩いていた単独登山者と大槍ヒュッテで
会ったそうですが、その方も同じ感想を述べてとか・・・
まぁ、無事で良かった、良かった~
生かされてる事に感謝だね
早くアタシの山記事が書きたいよー。゜(>д<)゜。
おっしまいでーす!
*1:◎□◎