anzuのブログ

\(^▽^)/

シン・ゴジラ




「シン・ゴジラ」観てまいりました。
ゴジラ映画を観たのは1998年に上映されたハリウッド版の
GODZILLA」でした。別にゴジラ好きでも何でもないんですが
当時、話題になっていたので何となく観に行ってみよ~なんて
軽い気持ちで観に行ったらですね、最低最悪超~つまんなかったのです!
ワタクシとした事が流行に乗っかっちゃった事を反省したわ。

やっぱゴジラは日本のものなんだと痛感した訳です・・・
と言っても当時は日本のゴジラ、1本も観た事なかったんですがね~
(* ̄0ノ ̄*)オホホホ~

ゴジラ知らないお前が言うな!だぁーよね(;^ω^)

ゴジラ映画はもういいわ!と1回しか観てない私が
ハリウッド版を観てもう観る事はないだろうなと思ってました。
なんで今回観に行こうかって気になったのかというと・・・


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音楽でも映画でも本などでも、この人が面白いっていうなら
観てみようかなって思う人いるじゃない?人んち行ってCD棚や
本棚とか観て、「おっ!この人の言う事は信じられるっ!」って
直観的に思う人。寅さんのDVDとかあったら絶対だよね!(笑)
そんな人が数人、今回この「シン・ゴジラ」を絶賛してたのよね。
この人が言うなら観に行ってみよう!って事で観に行きましたが
いやー!面白い!!!
これから観に行く人もいるだろうから多くは語らないけど
ゴジラそのものより会議、会議で一向に進まない政治体制とか
安保の事とか皮肉たっぷりで一人じゃ何も決断出来ない日本人の
気質とかもうまい具合に入れ込みながらの映画でした。

福島原発の事故とか、安保法制とか、自衛隊の在り方とか
凄く意識してる気がしましたね。

だけど、私が観に行った日は8月9日
忘れもしない長崎に原爆が投下された日。
映画の中で日本政府がゴジラに対応出来ずアメリカに要請を頼むのですが
アメリカは核爆弾攻撃でゴジラを撃退しようと試みます。
映画の中ですがアメリカは日本に3回目の原爆投下の計画をたてます。
話しがそっちの方向にいくにつれ、とても重い気持ちになりましてですね
もっと別の日に観に行きゃーよかったと思いましたわ。

アメリカ政府と日本との微妙な関係もアメリカの属国でしかない
日本の状況をうまく出してると感じました。
夏休みで子供が観るというより、大人向けゴジラでしたね。
今回の監督はエヴァンゲリオンの映画版を作った監督らしく
エヴァンゲリオン色がかなり出ているそうです。
エヴァンゲリオン観た事ないからそこは分からないんだけどね(;^ω^)

こういった逃げ惑うシーンにありがちな逃げる側の家族愛みたいな
お涙ちょうだいシーンとかも無くて良かったなぁ。

評価では石原さとみさんの英語がイマイチとの評価を見たけど
私は相当流暢だと思ったけどな~
あと「ゆきゆきて神軍」の原一男さんが何故か出演
してるっちゅーとこも見物だわさ~( *´艸`)
最後のテロップで野村萬斎さんの名前も出てくるんだけど
どこで出てたっけ???って分からなかったんですが
にゃるほど~ってとこに起用されてました(=^・^=)


気になったかたはぜひぜひ~(・ω・)ノ