anzuのブログ

\(^▽^)/

THE DAMNED ドキュメンタリー映画 ☆ 「地獄に堕ちた野郎ども」



9月26日(月)渋谷ヒューマックスシネマでダムドの
ドキュメンタリー映画を観てまいりました


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レイトショーのみで21時スタート
月曜の平日の夜にも関わらず思ったより人がいました。

映画館に入るなり・・・・


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おお~っとぉ~Σ(・ω・ノ)ノ!
ヒューマックスはダムドの前に「君の名は。」が上映されてるんだけど
1日5回よ・・・(;一_一)
ダムドは君の名はの5回の上映後の21時からなんだけど
21時からでがっつり2時間はあったから終わったら23時なわけで
これじゃ観る人限られちゃうわよね
せめて「君の名は」を4回にしてダムド19時くらいからにしてくれれば
もっと観たい人も観れるんじゃないかな~って思うんだけど
現実問題、1日5回上映される「君の名は」は平日の月曜でも全ての
時間が満席でした。ダムド19時からやったところで満席までには
ならないでしょう・・・はい。
売れてる方優先。致し方ございやせん。
これが世の摂理でございやす(-_-)

じゃないのかね?大林宜彦監督の尾道三部作の一つ「転校生」じゃ
ないのかね?いでまゆみの「なんとかしなくちゃ」じゃないのかね?
(いでまゆみ分かる人は同世代女子!笑)
リュウさんに、ちっがーう!って言われちゃうかな(;^ω^)
この話はここまでにしとくか(笑)

入って目立つ所に君の名はのディスプレイがありましたが
それを取り囲むようにダムドのディスプレイもされてました。
君の名は。と、ダムドって・・・(笑)
絶対に双方交わる事が無さそうな2つが同じフロアにあるって面白いね。
ミクスチャーだわ(笑)



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PUNKバンドの写真家で有名な菊池茂夫さんの写真が飾られてました。
つーかさー2012年にダムド来たのー(ノД`)・゜・。
全然知らんかったよー!
この頃はTwitterもやってなかったから情報も無いしライブも
行ってなかったからなぁ・・・また来ないかな。



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このヒューマックスは悪魔のいけにえロティカの「あっちゃん」
観た場所だけどディスプレイをホント頑張っててちょっと早めに来たくなる
場所なのよね(*´ω`*)映画館の仕事なんて楽そうでいいなぁなんて
思ってたけど渋谷ヒューマックスはいい仕事してますなー
場所が渋谷っちゅーのが面倒だけどね(笑)


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多くのミュージシャンがコメント寄せてました。
ロティカのナボさんや、イースタンの村岡さん。
村岡さんはライブ終わる度に「もっと上手に弾けるように頑張ります」
とか「迷惑かけないように頑張ります」とか謙虚で可愛いねぇ
もうメンバーの一員なんだから堂々としてていいのに~って
思うけど、それが彼女の魅力ね( *´艸`)


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原爆のタイロウさんも~

ここで全然話し変わるけど、皆さまはダムドにどんな印象をお持ちで?
若い時によく三大ロンドンパンクではどのバンドが一番好き?
なんて会話を挨拶のようにしてたように思います。
ピストルズ、クラッシュ、ダムドの3バンド。
ここにラモーンズが入れば私は断然ラモーンズなんだけど
当時はクラッシュかなって答えていたような気がします。



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これも映画館に展示されてたディスプレイです)

映画でも言ってるけどピストルズ、クラッシュに比べると何故か
ダムドは影が薄い。三大パンク誰が好き?の質問にも1番にダムド!
と答えた人は皆無に等しかったように思います。
かと言ってダムドを聴いてない訳ではなくてダムドは超~カッコいい!
って絶賛する人も多かったんだけど1番には上がらないバンド。
ナンでだろね(;^ω^)?
今まであまり気にした事無かったんだけど、そう言われてみれば
ピストルズ、クラッシュに比べて影薄いよな~って今思えば
感じる事も多かったなと思いました。
ドキュメントもピストルズやクラッシュはあってもダムドだけを撮った
ドキュメントは今回初との事!三大と言われながらこの差はなんだ?
三大じゃないJAMの方が知名度あるわよね(;^ω^)

映画の告知の最後でも言ってるけどファーストアルバムだして
誰か死ねばもっと売れたはずだ!って(笑)
凄い事にダムドはオリジナルメンバー誰一人も死んでないのよね。
当時の初期パンのバンドで誰も死んでないって珍しいよね。
ラモーンズは早々と皆、続くように逝っちゃったもんなぁ
ダムドのベースがシド・ヴィシャスだったら、もっと扱いが
違っただろうかダムドの音はピストルズよりもクラッシュよりも
断然ハードコア!イギー・ポップや、MC5の後を継いでる音だし
後のGBHやディスチャージにも通ずる音だと私は思ってます!


マシンガンエチケットなんてモロ、ハードコアよね

ピストルズはファッションも含めて話題を集めたけど
音はPUNKと言うよりもロックンロール色が強いよね。
クラッシュはPUNKに限らずレゲエやスカ、ロカビリーなどの
音も含まれてたし多様だわよね。それと社会に対しての批判的な
歌詞も当時の大不況だったイギリスにかなりマッチしたって事も
あると思うけど、映画でも言ってたけどダムドはあまり政治的な事を
歌っていないのが売れなかった要因だなんて言ってたけど
うーん・・・なんでかね~ダムドの影の薄さは解明できんな
だって音聴いたらメチャメチャかっこいいもんね!
もしや、ボーカル白塗りだし、キャプテンは直ぐ裸になるし(笑)
原因はそこか・・・


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ダムドと言えば私はベースのキャプテンの存在なんだけど
ボーカルのデイブより目立とうとするキャプテンのパフォーマンスに
赤のベレー帽にフワフワのいでたち(笑)
デイブは白塗りだわ、キャプテンはフワフワだわ、ダムドは一人一人の
個性が強すぎて見た目の統一感も無いよね(笑)
ピストルズ、クラッシュ、ラモーンズもだけど同じバンドだなって
思うけどダムドの見た目のバラバラ感はなんでしょうね~(;^ω^)


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ねっこのパネル見たら分かるでしょ(笑)

映画の中でミック・ジョーンズや、ビリー・アイドル、イアン・マッケイ
バズコックスのスティーブに、デッケネのビアフラ!
ビアフラ、久々に見たよ~!そうそうたる初期パンの人達や
それを引き継ぐ人たちのインタビューがちょこちょこ出てきて
これも見物です!この映画の監督は、ちょっと前に公開されてた
モーターヘッドレミーを撮った監督です。そう、レミー
ちょこちょこ出てきます。PUNKとか、ロックのドキュメントって
ジョニー・サンダースなんかもそうなんだけど、どうも最後は
自滅に向かって暗い方向に流れて行くのが多いんだけど
ダムドはいいね!解散、再結成を惜しみなく繰り返して
そして今でも現役で活動してるって事!
キャプテンはジジイになっても二本指立ててたよ!(笑)


映画の中で現在のダムドの映像が流れるんだけど
来てるお客さんがね、ダムドと同年代の人達ばっかり!(笑)
きっと70年代にPUNKをタイムリーで見てきた人たちだと思う。

あのね、思ったよ。
ニューロティカとかさ、ラフィンとかさ、ライダースやスタークラブ
もだけどさ、ライブ行くと30代、40代ばっかな訳ですよ。
ダムドの映画見て海外も一緒だと感じたね。
ロティカの言うように「俺達いつでもロックバカ!」は
全世界共通の言葉だと感じたね。
しかも日本のPUNKバンドは未だ50代がせいぜいだけど海外は
還暦越してるからね!イギーポップなんか来年70よ!
日本のバンドはマダマダ若い!って思ったよ(笑)

映画の中で言っていた。
PUNKなんちゅーものは一過性のもので直ぐに終わると思ってた。
だけど未だ続いてるぜ!って
現役で今でも活動してるダムドを筆頭にそれに続く10代~60代まで
70代もか?世界中のPUNKSが今でもウルサイ音楽を至る所で
奏でてる現実を見るとPUNKは一過性のものじゃ無かったと
立証されたね!一時のムーブメントなんかじゃなかった事をね!

衰えてなんかいらんねーぜよ
原爆のタイロウさんがコメントしてたけど
「ノスタルジーに浸る事が出来ないのは初期メンバーが全員健在で
人間味に溢れた地獄に堕ちた野郎どもだからこそ」
まさにこれだね!タイロウさんは良い事言うわー!

パワー漲るダムドの映画でした。
観れる方は大画面の大音量の映画館で絶対に観るべし!
損はしないよ~( *´艸`)


おしまいダス( ̄ー ̄)