anzuのブログ

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老犬からのメッセージ

 
 
 

撮影日:2013.12.26(木)12.29(日)
場所:高知県 中村小動物管理センター

この子は病気でもう長くないから見ているのも辛いからと飼い主の老夫婦によってセンターに持ち込まれました‥
そして持ち込まれてわずか2日目12.28(土)の朝を待たずして寒くて冷たい檻の中でひとりさみしく天国へと旅立ちました...
12.29(日)に毛布等を持ち込むための訪問のつもりが亡くなった事実の確認となりました...
もちろんもしかしたらの思いもあり祈る気持ちで向かい毛布の上で寝なかったら意味ないから服の方が確実やなとか...
すごく残念でもう少し早くしてればと近くにいて何もしてやれなかった自分に悔いもし、飼い主さえ責任を持って犬生最後を自宅で過ごさせてくれてればという思いは有りますが
今はこの子の冥福を祈り、次の子へと繋げていきたいと思ってます

今回この子の声が多くの方に届きこの子の存在を知らしめる結果となりその方達から温かいお言葉や励ましの言葉、亡くなってからは思いを馳せ偲ぶ言葉を頂き大変感謝しております
本当にありがとうございました。

この動画を通じ全国の皆さんのすぐ近くに今もこの子のように寒さに震えながら誰かを待ち続けてる子達が多く居ることが伝われば幸いです
(老齢や病気で寒さなどの外敵要因で体力が持たず亡くなる子、また生き延びたとしても期限内に飼い主が現れず殺処分など死に直面しています)
そして真実から背を向けることなく何が出来るか自問し出来ることが有れば実行してみてください
伝えること、今いる子を大事にすること、署名、寄付、ボランティアなど必ず何かあるはずです
こんな私でも小さな光をあてることが出来ました、そしてこの子自らの力によってスポットを浴びることとなりました
生き抜く事は出来ませんでしたがきっとこれがこの子の使命なんだと思ってます

最後に
この子の声がより多くの人へ届くことと、不幸な子達がいなくなることを心より願ってます
 
 
 
 
 
 

行楽日和の五月晴れの日曜日の日にこんな悲しい映像を載せるのは
躊躇しましたが、殺処分される犬や猫は暖かい心地の良い気候だとか
桜の咲く嬉しい季節とか、お腹が空いた、眠い、暑い、寒い関係無く
毎日、毎日、殺処分されているのだ。

このワンちゃんの映像は前から知ってはいました。
今朝、インスタでブロ友さんのciaoさんが殺処分現場を
訪ねられてる方の写真をリポストされていて、私はリポストの
仕方が分からないのでブログを作成しようと思いました。
映像のワンコが保健所(最近は愛護センターと言うらしいが)に
連れて来られたのが12月26日。本来なら殺処分まで7日間
冷たい檻の中で拘束される。けれどこのワンコは2日間で
逝ってしまった。7日間、冷たい檻の中で毒ガスで苦しみながら
殺処分されるのを不安な気持ちで待つより、2日で逝ってしまった
このワンコは少しは良かったのか?
いや。いい訳ないだろ。
ちゃんと飼い主の元で逝きたかったよね。
このワンコが持ち込まれたのは12日26日。
持ち込んだ老夫婦がどんな状況だったのかは分からないけど
痴呆症で手のかかるワンコがいなくなって
晴れやかな気持ちで年末年始を迎える事が出来たのだろうか?

このワンコだけじゃ無くYOU TUBEにはたくさんの悲しい
結末を迎えたワンコや猫の映像が上がっている。
ホント氷山の一角なのだ。
けれど、このワンコに感情移入してしまうのはあんずに似ているから。
鳴き方から、隙間に顏を挟む痴呆症の症状から、顏まで。
最近の私はインスタを見てで柴犬ばかり見てしまう。
毎日アップを楽しみにしているワンコも多数。
19歳のモモちゃん、17歳のしのちゃん、緑内障で片目を失ったリクちゃん
セナちゃん、ポチちゃん、イソくん、ゴロちゃん、ソラちゃん・・・
皆、15歳以上の柴犬だ。そして痴呆症の症状がある子達。
そんなワンコ達を見ては毎日、頑張れ!って思ってる。
ワンコに対してだけで無く飼い主の方にも。
勿論、元気なワンコや子犬や猫ちゃんも見ます。
インスタは殆ど動物を見る為に使ってます。
SNSではワンコの可愛い写真を載せるのが殆どですが、その写真の裏には
痴呆症ワンコを抱える飼い主の大変な苦労がある事だろう。
15年以上も飼っていた犬や猫を病気や痴呆症を理由に
保健所に渡す事なんて簡単に出来るだろうか。
映像のワンコを持ち込んだ老夫婦もただならぬ大きな理由が
あったんだろうと思いたい。思いたいけど、その裏では
生き延びようとする命が奪われていくのだ・・・
保健所では毒ガスの殺処分だけなのかと思っていたら
ciaoさんのリポストされた記事によると最近は安楽死の注射で
殺処分する所もあるとの事。けれど、犬猫を押さえつけて
注射するので興奮して暴れる為、血管を探す事が出来ず心臓や
お腹に針を刺すので激痛を伴うのだそうです。
注射を打つ人も命がけだとか・・・
その方の文面には保健所で働く側の方の気持ちも書かれていた。
そんな事をしなければならない人もいるのだ。
それは持ち込まれる犬や猫がいるから。
誰も好きでそんな事してるんじゃないんだよね。

殺処分率ワースト1だった広島県が今は殺処分ゼロを維持してるという。
そこまで行きつくまでに相当な苦労があったに違いない。
ただ、その裏ではペットショップで売れ残った犬や猫などの殺処分の場が
無くなり、お金で業者が引き取り、それをまた悪徳ブリーダーに
引き渡すというような流れもあるようだ。
表向きは殺処分ゼロを維持していても裏では悲しい思いをしている
犬や猫がまだまだいるとの事。私もあんずを買ったのはペットショップ
だけど、このペットショップの在り方、どうかと思うよね。
今や一般に持ち込まれる犬や猫よりも一番多いのがペットショップで
売れ残った犬や猫、ブリーダーが持ち込む犬猫だと言う。
そこを正さないと殺処分の数は一向に減りそうもないよね。
犬猫だけに限らず、最近はフクロウや小鳥カフェなんてものも
あるらしく、狭い雑居ビルの一角に夜行性のフクロウなどが
昼夜問わず人間の手でベタベタ触られている。
そこまでしてフクロウ触らなくてもいいだろ!って思うけど。
悲しい思いをする生き物がこれ以上増えないといいですね。
特に私は何してる訳では無いけどYOU TUBEの画像アップを
された方の文には、いま居る子を大事にする事。とある。
いま居る子を大事に最後まで看取るのは、寄付や署名をするより
遥かに大変な事だと思う。それ以上に楽しい事も多いけど。
幸せで安心して余生を送れるワンコや猫ちゃんが
少しでも増えますように・・・そう願います。