anzuのブログ

\(^▽^)/

モリのいる場所




前から楽しみにしていた熊谷守一さんの映画
モリのいる場所」を観てまいりました

しかし今、こういった家族映画だと樹木希林が必ず出てるね~
菅井きんがいなくなった後、樹木希林しかいないもんなのかね~
確かに婆さん役、誰かいるか?って言ったら
ちょうどいい感じの女優さんがいないのも確かだわね

映画観て残念だったのは絵を描くシーンが一つもなかった事。


イメージ 1

こういった猫ちゃんの絵も多く描いてんだから猫のシーンも
あっても良かったかな~って思う。
きっと猫好きだったんだろうからね。

守一さんの一生を追ったドキュメントでは無く、晩年の自宅に
引きこもってた時代だけにスポットを当てて撮ったものなので
後半はちょっと間延びして飽きがきちゃったかな~

自宅と庭だけのシーンを撮るならもっと雨水が流れる
トヨの絵を描いたシーンとか、守一が普通では絵にしないような
引きこもって観察してるからこそ見える世界観みたいなのを
もっと表現してもらいたかったな・・・


イメージ 2

余計な要らないシーンが多かったように思う。
守一と庭だけのシーンだけでは余ってしまうのか、お手伝いさんの
スポーツクラブに行くシーンとか、工事現場の職人を交えての
すき焼きパーティーのシーンとか、コレ別に要らないでしょ!
って思うシーンが非常に多かったと私は感じるわ(;^ω^)
晩年だけを撮るんなら、もっと突き詰めて守一と庭の世界だけを
フューチャーしてとことん撮ってもらいたかったかな~
ちょっと期待と違ってた(-_-)

イメージ 3

余計なシーンを要れるぐらいなら守一さんは2人のお子様を
亡くしているので、絵にも描いてるぐらいなんだからその時の
悲しみとかとかも映画の中で表現してほしかったなぁ。
それと守一さんの自宅だったところを美術館にして意思を
繋いだ娘さんの榧さんの存在も映画の中では全く語られてないけど、
そういったエピソードもせめて最後の方にでもいいから
ちょっと欲しかったかな~
途中でドリフの話しや、ドリフでお馴染みのタライが上から
落ちてくるギャグのシーンがあるんだけど
正直、一気に冷めちゃったわ!もうちょっと真面目に撮ってくれ!
って思っちゃったわ。最後には三上博史が宇宙人となって登場には
もういいわい!ってなったわよ(;^ω^)
あまりにも監督のセンスが無いな~って思ったね。
ファンタジーにしたかったのかもしれないけど、
なんだかそれも中途半端!面白おかしくってところでは楽しめるのかも

しれないけど、監督の狙いが私には姑息に感じてしまったわ。


イメージ 4

山崎努さんの演技は素晴らしかった!
守一さんのインタビューや動画を見ただけなので本当の守一さんの
雰囲気を知ってる訳では無いけれど、きっと守一さんは
こういう人だったんだろうな~って言う自分の想像と
ガッツリ一致したわ!

前半は守一さんと庭での世界観が凄く出てて良かったけど
全体的にちょっとガッカリだったな(;^ω^)
楽しみにしていただけに。

勝手にファンタジーにするのはやめてくれ!って感じでした。



こちらは本物の守一さんのインタビュー
ね~( *´艸`)山崎努さん、雰囲気がそっくりでしょ!

と言うことで「モリのいる場所」は残念な結果でございやした。
あくまでも私の感想なので参考になさらずに(笑)


おしまい(●´ω`●)