anzuのブログ

\(^▽^)/

ちょっとの雨ならがまん



興味無い方は全く面白くないと思うからスルーしちゃってね(-人-;)

午前中に「カメラを止めるな!」を観に行き夕方16:40からは
新宿K'sシネマにて「ちょっとの雨ならがまん」を観に行きました。

こちらのK'sシネマで単館上映だった時に「カメラを止めるな!」の
公開が始まり、今でも継続で上映中です。
ロビーにはポスターやらインタビューやらの記事が貼ってありましたが
今からの時間はハードコア!でございます( ̄人 ̄)


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前売りを2枚購入すればバッジとポストカードの特典が付くので
前売りを購入しました。今回、安田潤司監督作品が2作品
上映されるのですが、アタシャてっきり同時上映なのかと思いきや
チケット1枚につきどちらか1作品だったのね(;^ω^)
それで2枚購入させて特典付けたのね。
ちょっとやられた感はあるけど仕方ない(笑)
迷わず「ちょっとの雨ならがまん」を観ました。


映画のタイトルはGAUZEの曲「戦場」の歌詞から取ってるようです。
CITY ROCKERSというオムニバスのみに入ってる曲です。
このオムニバス、レコードでは無いけどカセットで持ってたなぁ。
友達のGAUZE大好きな人に撮ってもらった覚えがあるわ。
残念ながらカセットは何処へやら・・・ですが。

なんと!
YOU TUBEに上がってた!良い時代だね~(*´∀`*)


戦場は1:14から始まります。
82年の録音らしいけど、今聴いてもカッコいいな~
そりゃそうだよね。今現在もGAUZEはライブしてるんだもんね。
しかも今現在のGAUZEも82年当時の音と変わらずカッコいい!
自分の人生の中でこんなにも長くGAUZEの音に生で触れる事が
出来るんだからホント今の時代を生きてて良かったなと感じるね。



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ロビーには興味深い写真やフライヤーなどが貼ってありました。
左上はマサミさんで、右下はラフィンのチャーミーとギズムの
横山SAKEVI氏が発行していたPOWだわね。

これもタイムリーじゃ無いけど90年初頭にAAレコードの
ラフィンやコブラ、不法集会などの音源が再発した時があって
その時にPOWが貰えたという嬉しい特典付きでした。
探せばどこかにあるはず。どこかにね・・・(;^ω^)



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映画が公開されるのは34年振りとの事。
34年前っちゅーと私は10歳だわね。
当時のハードコアシーンをリアルタイムで経験した訳ではないけど
後々、80年代当時のジャパニーズハードコアの恐ろしさは話しには
聞いてはいました。特にその中でもギズムは
「目が合ったら殺されるぞ!」
そんな話をよく聞きました。つーか、ライブ観に行ってて
目が合って殺されるって(;^ω^)
そいうった話しを言い伝えのように人から人に伝わり
伝説のように話し継がれてましたね。当時はSNSなんてないから
皆、人から人だよね。途中で話が大きくなっちゃってる事も
あるかもしれないけどおおよそ当たってるような気もします(笑)


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私がハードコアのライブに行き始めたのが92年頃でした。
80年代の時と比べればライブの状況はだいぶ落ち着いてきてはいたけど、
それでもPUNKのライブとは違った空気感や張り詰めた緊張感
みたいなものはありました。爆竹、喧嘩は当たり前みたいな。

つーか、今だったらそんな恐ろしいライブなんかに絶対に行かないと
思うわ(笑)けれど、若い時はそんなバイオレンスで過激な空気に
惹かれる事が多少なりともあるじゃない?
ハードコアという音楽だけでなく、ライブの雰囲気も含めて
ジャパニーズハードコアのシーンがあったんだなぁと
改めて実感させてくれる映像ばかりでした。


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サケビさん暴れて客逃げてるし(;^ω^)
当時のギズムのライブ写真でステージ前に客がいない写真が多い
らしいんだけど、それも決してギズムが嫌いなんではなくて
前の方にいて殴られたら恐ろしいからって理由があるそうです。

正直、今じゃ考えられないわよね。
今はPUNKもハードコアもライブでは皆が音を楽しんで暴れる人も
マナーを守って暴れてるしね。
いんや~怖い時代ですわ(笑)



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狂い咲きサンダーロードや、爆裂都市を撮った若かりし頃の
石井聰亙監督も出てきます。町田康さんも。
町田さん、若い時は非常に可愛いわね(笑)



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先日、ネット配信の番組で安田監督やフォワードのイシヤさん、
当時映画を撮った時のカメラマンの方などを交えて
当時の状況を振り返るという番組が流れましたがその時に
安田監督が言ってたのがギズムのサケビさんのこのメイクは
漫画家の諸星大二郎さんの「マッドメン」だって事を言ってました。

諸星さんの漫画、読んだことないんだけど、これを機に
読みたくなったわ。それと、監督が一時ギズムはクラブみたいなところで
よくライブしてたって事を言っていて、確かに私がギズム観た時も
六本木のジャングルベースってところで目の前にはヴェルファーレ
あってちょっとアンチやロフトとかとは違ったクラブっぽい
ライブハウスだったのよね。トーク聞いててそんな事を思い出して
きっとその時に私が観たんだなと思いました。

ギズム観たのはこれっきりです。このライブの時はもう恐いという
感じは無く落ち着いて観れました。やっとギズム観れた~って
感動しましたね。

横山サケビさんの事は恐かったって話ししか聞かないけど
もっと違った一面も知りたいわね。恐いだけじゃなくて。
最近はSNSの普及で多くの人がTwitterやFBなどやってるから
なんとなく人柄みたいなのが見えてくるけど、サケビさんに
関しては恐いってイメージだけしかないし、そんな話ししか
聞かないからね(;^ω^)多分、本人はSNSとかやってなさそうだし。


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映画は40分ほどでとても短いです。
短いけれど当時のシーンがぎゅっと詰まっていて貴重な
インタビューシーンやライブ映像と盛りだくさんでした。

当時のシーンを知らない身としてはインタビュー受けてる人が
誰なのか分からない部分もあって字幕を出してくれたら
もっと良かったかな~って思うわね。それと思ったよりお客さん
入ってました。平日金曜日のまだ16時という時間帯だから
殆ど人いないかと思ったのよね。これもハードコア聴くような人は
国の奴隷にはならねーぜ!って事で平日休みなのかも
(ホントかよ!笑)




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なんと!
9月11日に安田監督が撮りためたギズムの映像を
上映するってんじゃないのよ!
んが!
なんで立川なんだー(-_-;)
いや、行けない距離ではないけれども、立川かぁ~
しかも9月11日の1日限り。日にちを9月11日にしたのは
偶然か?それとも意味あっての事なのだろうか。

2015年には突然ベストアルバム出すし、2016年に復活して
ライブすると思いきやオランダだし、そして今回の立川と
突飛すぎるー(*´Д`)

ほんと内容の濃い映像でした。
最後はギズムのライブで締めくくろう




1983年7月13日 横浜寿町でのライブ

映画の中でも寿町のライブ映像が流れますが、
何がビックリしたかって、サケビさんがラフィンの
GET THE GLORYを歌ってたこと!
えぇぇー(`□´/)/ ってなったわ(笑)

しかし寿町でライブやるって事がまた凄いわね(;^ω^)

あっという間の時間でしたが当時の熱が伝わるいい映画でした!
それと、当時の人達が今でも現役でライブしているって事も
嬉しいわね。石井監督や町田さんはそれぞれ別の場所で活躍してるし。
決して懐かしいとか、昔の映像に浸るって事だけでは
なくてこれがあって今があるみたいなムーブメントの底力
みたいなのを感じたわ。よくぞ映像に残してくれました!って思う。
その時代の空気感などはその場にいた人にしか分からないことも
あるけれど、映像で少しだけ当時を体感出来たのはとても
良かったです。

消毒やるんだけど、先行予約に落ちたわ(;^ω^)
先行で落ちるとか初めてだわ!(笑)
なんでブラフマンってあんなに人気あるんだろうね~


長々とありがとうございました~♪
おしまい(●´ω`●)