先日、和歌山の姉の所に遊びに行き真夏の太陽がギラギラと差し込む痛いぐらいの日差しの中、虫取り網を持って蝉やバッタを捕まえる5才になる甥っ子の姿を見て反省しました
ここ数年、暑い暑いと言ってるだけで終わってしまう夏の過ごし方に「これじゃいかん!!!」と思ったのであります。
これから30回以上、いや日本の平均寿命を考えると40回以上かもしれませんが毎年やってくる夏にやり込められるだけではいけないと…
巡りめくその時その時の季節を楽しまなければこの先、本当に夏がつまらない季節になってしまうと
そこで以前から行きたかった御岳山に8月29日に行って来ました
御岳山には行った事はありますが今の時期は「レンゲショウマ」という花が咲いている時期で御岳山は日本一のレンゲショウマの群落している場所だそうです。
前から見たい見たいとは思ってましたが何せこの夏の暑い時期に咲く花なので中々行く気がおこらなかった
花がキレイなので下手くそが撮ってもキレイです
うつむき加減が何とも言えず心を打ちます
丸いのは蕾です。上から順番に咲いていくそうです。
暑い時期に咲く花とは思えない可憐さがありウットリしちゃいます
お花観賞も済んだ所で御嶽神社に参拝です。
御嶽神社でもレンゲショウマの花が咲いてました
神社の守り神でもある大口真神の前でパチリ
御嶽神社では毎年1月3日の早朝に今では珍しい太占祭(ふとまにさい)が行われます。非公開だそうです。
その祭事が行われる場所がこちらです。チェーンがしてあって中には入れませんが上からパチリ
写真で見ると何てことありませんが、以前にドキュメンタリー映画「オオカミの護符」というのを東中野ポレポレで見まして、ここの御嶽神社の太占祭の事をやっていたので「ここであの祭事が行われているのかぁ~」と考え深いものがありました。
太占祭は鹿の肩甲骨を斎火で焙り、できた割れ目の位置でその年の農作物の出来、不出来を占うもので、早稲・おくて・あわ・きび・ジャガイモ・人参など25種類を占うそうです。
ここから奥の院までは約1時間の登りです。山なので町中に比べたら少しは涼しいかもしれませんが何せこの日の最高気温は34℃!!御岳山は標高1000mちょっとでそんなに高くないので山とはいえ暑い
夏の過ごし方について「これじゃいかん」と勢い込んで出てきたものの後悔の文字が頭をよぎりつつ登りました。
手を合わせパチリ
そして汗だくになりながら山頂へ
途中でたくさんの秋に出会いました。