パート1からの続きでーす(o^O^o)ノ
横岳山頂からの景色を堪能し、次目指すは赤岳!!!
最大の山場は越えたものの、まだまだこんな落ちたら死に繋がるような
危険箇所が続きます気を引き締めて行かねば・・・
途中、こんなハシゴも数多くあり
ハシゴは登るより下りがちょっとビビル
登山道に雪は全く無かったけど、雪渓がチラホラ
横岳~赤岳に向かう途中の三叉峰辺りに、今の時期しか見られない
ツクモグサの群生地があるらしいんだけど
気付かなかったんですよー
これを見たかったっていうのもあったんだけど
見当たらなかったから時期が終わりなのかと思ってた
後で調べてみたら、まだ見れたみたいなんだよね
ああ・・・残念また来いって事か
これに登るのか・・・
気合入れてこーバッチコーイ
こんな岩場を行く登山、1年前の私じゃ考えられなかったけど
日々成長だな
赤岳山頂に行く前に「地蔵の頭」で参拝祈願
そしていよいよ赤岳へ
ここでも鎖場そして鎖場またしても鎖場
鎖場の連続ーーー
遥か上の方には旦那が小さく見えるー
1回鎖をつたって登り、気合を入れ直してまた1回と
徐々に登って行きます
もう後には引けないよー
(↑まだ後に引くつもりなのかね・・笑)
腕の力も疲労がたまってきます
これでプヨプヨの二の腕、少しは引き締まるかしら・・・
なんて事を考える余裕も無く(笑)ひたすら登る
そして!
さ、キン肉マンに別れを告げ
最後の山!阿弥陀岳に向かいます
下りも慎重にね
今回の登山は横岳が一番危険箇所と本にも書いてあったので
簡単では無いにしろ、横岳が行けたんだから・・・と思ってました
ですが・・・考えは甘かった
この阿弥陀岳が一番危険だった
完全にロッククライミング状態
他の山は鎖だったり、ハシゴだったり歩きやすいように
整備されてるんだけど、この山は険しい割には鎖などが殆ど無い
阿弥陀岳と言うだけあって信仰の山なので厳しい試練を強いられる
まさに修行!!!!
(↑これは下りの時の写真です)
手と足の力を緩めてしまったら死か大怪我が待っている
旦那も一緒に登ってはいるけど滑落したら到底、助けられないだろう・・・
山の中で頼りになるのは自分の手と足だけなのだ
後は気力か・・・
登山は精神、鍛えられるな~
四つん這い状態でロッククライミングしながら
この手、次は何処に持ってこう・・・足は何処に掛けよう・・・・
なんて必死になって手足だけを見てたんだけど
ふと・・・ホンとに、ふと真正面に顔を上げたら・・・
コイワカガミが咲いてるではないですか
(↑の写真は別の場所で撮ったものです。ロッククライミング中は無理です…笑)
こんな岩山を登る人間も人間だけど
「アンタ、何でこんな所に咲いてんの~!!!(泣)」って
旦那は遥か上の方だし、回りには誰もいないし
思わず一人で呟いちゃった(笑)岩にしがみ付きながら暫く「コイワカガミ」に見とれて
泣けてきそうになりましたね
あ、辛くてじゃ無いんですよ。
こんな寒風吹きすさぶ岩山の山頂付近に逞しく咲く花を想うとね・・・
そして・・・
試練と修行の登山!
2805m!阿弥陀岳到着
正直、横岳よりも赤岳よりも、この山が1番大変だった
さぁ、これで後は下山のみ
慎重に下って、下山ルートの緩やかな下りを進むだけ
険しい山道は終了
下山途中にある「行者小屋」でお昼
登山後のカップラーメンは、なんでこんなに美味しいんざんしょ
行者小屋から今回登った赤岳が見えました
あれを登ったんだね~
自分で自分を褒めてあげよう
ん・・・どっかで聞いた事あるお言葉・・・
下山途中で気付いたんだけど、帰りのバスの時刻が15時で終了
普通に歩いたら、とても間に合わない
最悪、タクシーだが、急いで若干小走りになりながら大急ぎで下山
15時ピッタリに到着間に合いましたー
通常2時間かかる所を1時間で下山しました
これが一番疲れたかも・・・
これこそ時間との戦いで泣きそうになりましたわ
そして登山バッジ
赤岳と、今年の開山祭のバッジです
快晴ではなかったけど、それがかえって涼しくて歩きやすく
快適な登山が出来ました
ツクモグサの群落が見れなかったのが残念だったな
1輪だけ見たんだけどね・・・
これだけの鎖場を体験して、がぜん自信がわいちゃった
次はどこの山に行くかな( ̄▼ ̄)フフ~ン
あ!その前にお金貯めなきゃだな・・・(´・ω・`;)
長々と有難うございまーす