anzuのブログ

\(^▽^)/

戸隠神社 (長野県長野市)


9月29日(金)

神社に興味を持ち始めた頃から行きたい行きたいと思ってた場所
戸隠神社にやっとお呼ばれ致しました~\(^▽^)/


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いつも電車やバス移動の私達が今回は車です
2人とも免許は持ってるんだけどペーパーなもんでね
しっかりマニュアルで免許取ったけど都心住んでたら車より電車の方が
便利だもんね駐車場代2万以上かかっちゃうし
それが今回なぜ車なのかと言うと、旦那が仕事で運転せざるを得ない
状況になりましてペーパードライバー講習を受けて昔の運転技術を
取り戻したのでありました~\(^▽^)/
と言う事でレンタカー借りて朝6時にレッツゴーです
私は助手席だったけど生まれて初めて旦那の運転の車に乗るもんだから
緊張しちゃったわよ関越道では妙義山がバッチリ
この山も登りたいもんだね~

戸隠神社五社巡り!
まずはこちらの社から



①宝光社

御祭神:天表春命(アメノウワハルノミコト)


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来たね、来たね~\(^▽^)/


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真っ青な空!良き参拝日和です


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この階段を一歩一歩上がる瞬間がワクワクするね( *´艸`)
水木しげる先生が言うように気配を感じます


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趣ある良い神社ね~
御祭神はアメノウワハルノミコトです。
私のブログにも何回も登場している高円寺の氷川神社内にある
気象神社御祭神のヤゴコロオモイノカネノミコトの息子にあたります。
ニニギの天孫降臨の際に護衛として付いていた神様のようです。

②日之御子社

御祭神:天鈿女命(アメノウズメノミコト)

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宝光社から歩いても来れますが今回はなんせ車だかんね
楽して車移動しちゃいまーす田舎の人が歩かずちょっとした
スーパー行くにも車使う気持ちが分かるわ

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ウズメと言えばアマテラスがお隠れになって世界が闇に閉ざされた時
アマテラスを何とか暗闇の洞窟から引き出そうと裸踊りをして
アマテラスの興味を引いた神様。道開きの神様と言われる
サルタヒコの奥様なので猿田彦が祀ってある神社には末社などで
ウズメも祀ってある事が多いです。代表的なのが三重の伊勢神宮
近くにある猿田彦神社にはサルメ神社として境内社に祀ってあるわね。

アマテラスが外の大騒ぎに何事か?と洞窟をチラッと開けた時に
ここぞとばかりに洞窟の扉を開けたのがアメノタジカラオノミコト。
タジカラオは奥社の御祭神なので神話の一番面白いシーンに出てくる
神様が戸隠には終結しているのです。なので神話の面白さを知った
十数年前からここには来たい!って思ってたのよね。
天孫降臨の地、宮崎には行ってるんだけどね・・・


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中社と奥社はメインで賑やかなので参拝の人は多いけど
宝光社と日之御子社までは巡る人は少ないみたいで閑散としてました。
車で数分なんだけどね(;^ω^)


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境内にあった西行桜の葉が少し紅葉してました



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西行桜の由来です


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これもまたいい感じの社殿だわね~


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二本杉
霊験新たかな気持ちになりますなぁ~


③中社

御祭神:天八意思兼命(アメノヤゴコロオモイノカネノミコト)

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中社は平日にも関わらず賑わってました

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青空にそびえ立つ鳥居
きっもっち良い~
E~E~気持ちE~

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三本杉
やっぱね、樹齢を重ねると樹にも魂が宿るって気持ちにもなるのは
分かるわね。何百年も前からそこにあり続けて人間の寿命を
遥かに超えた年月を過ごして成長してる訳だからね。
神々しく感じちゃうわね


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中社の御祭神はヤゴコロオモイノカネ。
最初に参拝したアメノウワハルノミコトの父ちゃんです
気象神社もだけど、秩父神社も御祭神だわね。
そして天岩戸開きの時にお隠れになったアマテラスを再び世に戻すには
どうしたらいいかと会議を開いた時に知恵を出してアマテラスを
引き出すのに成功させたという頭のキレる神様です
知恵の神様、学問の神様とも言われてます。
中社にも岩戸開きに大活躍した神様が祀られているのですね~
こりゃ神話好きの人なら絶対に行きたくなる神社だわよね


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水の湧き出る龍神様~

高麗神社行った時にも感じたけど御朱印もらうの
ホンット流行ってるんだねぇ。戸隠にも多くの御朱印待ちの人が
いました。スタンプラリーみたいなもんだね
信仰は娯楽でもあると私は前々から思ってたから今の御朱印の流行も
良いと私は思うわスタンプラリーじゃないんだから!って
言ってる人もいるけど江戸時代に流行った七福神巡りなんて正に今の
スタンプラリーみたいなもんだもんねぇ(*´ω`*)

中社の参拝を終えてお昼~


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私達が選んだのは「叶屋」さん
もちろん!お蕎麦屋さんでーす\(^▽^)/
店は20件以上あるけど蕎麦屋しかありません!(笑)
行く前に少し蕎麦屋をリサーチしたんだけど必ず1番に出てくるのが
うずらや」ってお店でした。案の定、平日のそんなに人もいない日
だったけど「うづらや」は並んでました。
長野には登山でも来てるし、善行寺にも行ってるし、7年に1度の
御柱祭りにも行ってるし、わりと行っていて長野は
どこで食べても蕎麦は美味い!もうね、答えが出ましたよ( *´艸`)
ちょっとしたスタンド蕎麦屋のような所でも十分美味しいから!
他の店は閑散としてるのに「うづらや」の一人勝ちみたいな
感じでしたね皆、食べログの影響受けまくりね


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蕎麦屋さんって和風造りの趣ある雰囲気のお店が多いけど
叶屋さんは老夫婦がやっていそうな昔ながらの中華屋?みたいな
感じです(笑)イスもパイプ椅子で情緒は一切ありません!(笑)
店内に入って「こんにちは~」って言っても誰も出て来ませんでした
少ししてバタバタとお店の方と母親でしょうかね、お婆ちゃんが
やって来ました。この店、土日は「うづら家」以外でも混雑
してるそうですが、叶屋だけはわりと空いてるそうです。
だけどご心配なく!私が今から叶屋さんのレポ致します!
決して回しもんじゃぁ~ございやせん!
メニューを見てお分かりでしょうが蕎麦オンリーです!
飲み物のメニューもありません!
蕎麦で勝負です!そしてなんと注文を受けてから蕎麦打ちをするので
少し時間がかかります。と言っても客は私達だけだったから
そんなには待たされませんでした。このちょっと時間がかかるって
ところがネックになっていつも空いてるのかな(;^ω^)?


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お蕎麦大盛~\950~\(^▽^)/

後で知ったのですが、叶屋さんはなぜ注文後に蕎麦を打つのかと言うと
今の店主は4代目との事なのでかなり老舗のお店の様です。
先々代から受け継いだ作り方を今でも継承しているそうです。
まずはそば粉だけに熱湯を回しいれて湯締めをするそうです。
つなぎの小麦粉と混ぜて水回しをするとの事。最近の製法は蕎麦が
ひび割れしないように水だけで捏ね上げる店が多いそうです。
湯締めをすると風味が飛ぶのも早いそうで作り置きが出来ないそうです。
なので他の店は湯締めを行わず作り置きする店が殆どのようなんですが
叶屋さんは今でも昔ながらの製法で蕎麦打ちをしている為、注文を
受けてから打っているそうです。店主さん曰くそれによって
本来の蕎麦の美味しさわ味わう事が出来るとの事です。

この製法で作っている事は戸隠帰って来てから知ったんだけど
この店にして良かったな~って思ったわ( *´艸`)
ほんっとお蕎麦の香りも良かったし、ツユも甘すぎずちょうどいい
味わいでした!それと長野と言えば辛み大根!!!
母方のお爺ちゃんが長野の人で一部の地域では蕎麦にワサビでは無く
ワサビ代わりに辛み大根のスリおろしを入れるのは前々から
知っていましたが、すっかりその事を忘れてしまっていたのです。
薬味の皿を見た時に辛み大根だったので「あぁ~!」って
懐かしく思いました辛み大根で食べる蕎麦って美味しいんですよ~
ワサビとは違う香りとツーンとした辛さが蕎麦に合う!
どの店に入るかは人の勝手ですが(笑)土日で「うづら家」が長蛇の
列の時に叶屋も視野に入れて見るのもいいかもです( *´艸`)
ぜーーーーったいに「叶屋さんで良かったね~」って思うはず!
長野の蕎麦はどの店で食べても美味しいです!
あーまた蕎麦食べたい(´艸`*)

ホントは蕎麦ぐらいなら2件ぐらい行っても食べられるから
もう1件行こうと思ったんだけど欲張って大盛にしたから
1件だけになっちゃったわもう1件ぐらい立ち寄りたかったな~

蕎麦食べて元気になったところで次は奥社です!




④奥社 ⑤九頭竜神

奥社:御祭神:天手力雄命(アメノタジカラオノミコト)
九頭竜神社:御祭神:九頭竜大神(クズリュウノオオカミ)


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鳥居から奥社までは30分ほど歩きます。
ここは車では行けないので歩きのみ


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奥社まで行く道のりがまたイイのよね~
すんなり楽に参拝させてくれない感じがまた信仰って雰囲気よね


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オシラヒゲソウ

この花なんだろうね~って取り合えず写真に撮って帰って
調べてみたら絶滅危惧種にもなっている花だそうです
写真に撮っといて良かったな
カラスウリのちっちゃい版のような可愛らしい花でした


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隋神門をくぐると・・・

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立派な杉並木の参道を歩きます
人がまばらなのは平日の醍醐味だねぇ~(*´ω`*)


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奥社到着
思ったより登りでした
階段のヶ所も有りです。ここ最近全く運動して無かったから
登山してる時はへっちゃらぐらいの登りも息切れしちゃうわね
日々の運動ってのは大事だなと実感したわ

奥社の御祭神はアメノタジカラオノミコト。
これまた神話に出てくる岩戸開きの時に大活躍したヒーロー!
アマテラスがお隠れになった洞窟の扉を開き再びお隠れにならないよう
扉をポーンと投げたのですが、岩戸があったとされるのが
宮崎県にある岩戸神社なのですがそこで投げた扉の岩が
この戸隠の地に落ちたというのです。凄いよね~!宮崎県で投げた
大きな岩の扉が長野の戸隠に落ちるってねぇ・・・
力持ちだね~!以前、宮崎に旅行したのが10年近く前の事。
そしてやっと!タジカラオの投げた岩の落ちた聖地に来ることが出来て
あたしゃ感無量だわよお金と暇さへあれば神話を巡る旅を
してみたいもんだわね


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奥社の横にあるのが九頭竜神
龍神は湖の奥底に住んでいるとも言われていて水と関係がある
神様のようです。雨乞いと時に龍神様にお願いすると良いとか。
ただ、お願いしたはいいけど龍神様のパワーが凄すぎて今度は
大洪水や水害の被害にあってしまう事もあるとか(;^ω^)
龍神様、ダイナミック過ぎるわ
以前、箱根の九頭竜神社に参拝した翌日に大雨になりまして
これは龍神様が自分に取り憑いてくれた証拠だ~!なんて
良いふうに考えたけど、今思えばあの雨は最悪だったな(笑)


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奥社から見た戸隠山

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もういっちょ!
素晴らしい景色よね~
やっぱ山の景色って良いなぁ~


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ここで女の人が「水触らせてくれて有難う~」とか
一人事をブツブツ言いながら感謝の念を述べてたけど
神社好きの人って危うい雰囲気の人も多いわよね(;^ω^)
スピリチュアルに傾きがちな人

それとね、雨女、雨男の人は龍神が憑いているそうです。
雨女のワタクシにも龍神様が憑いているのだろか・・・
しかも!誕生日は6月11日という入梅生まれ!
それと小さい頃は川の流れの音や大波の海、プール、水洗トイレの
流れる音・・・水に関する事が恐くてならなかったのだ。
だから私の前世は水に関する事故で亡くなったんではないかと勝手に
思ってるのよね。龍神様に好かれて連れ去らわれたんじゃないかと。
あ、スピ系の不思議ちゃんじゃないかんね(;^ω^)

奥社を後にして戸隠森林公園内をお散歩~


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稲荷神社がありました
なんだか最近、稲荷に縁があるのよね


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樹林帯の中を歩くのは気持ちい!
この辺り、数年前は野鳥のアカショウビンなんかも出て
野鳥スポットなので久々のバードウォッチングでもしようと
張り切って双眼鏡持って行ったんだけど全く出なかったわ
ちょうど昼ぐらいだったって事もあって野鳥さんもお休みタイム
だったのかもね。野鳥が一番活動的なのが日の出の時の早朝と
就寝前の午後から夕方にかけてなのです。鳥ちゃんもお昼は
ゆっくり過ごしている事が多いのですよ~
子育て中の時期は別だろうけどね。
後、この時期は夏鳥の渡りは終わっちゃってるし冬鳥はもう少し
後なので鳥の種類も少なかったのかな
鳥は見れなかったけど、歩いてるだけで気持ちの良い散歩道でした




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鏡池きた~\(^▽^)/
これだけの素晴らしい天気だからさぞ湖に山が
写ってるかと思ったのに鏡池って言うぐらいだしね
ちょっと残念だったけど戸隠山と西岳が素晴らしい

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向かって右が戸隠山で、左が西岳です。
縦走出来るらしいわね。かなりの鎖場連続の上級者コースらしいです。
登ってみたいなぁ(*´ω`*)

これにて戸隠神社参拝終了でございます。

あとはまた4時間運転で帰路へ~
皆、登山も車で行ったりする訳じゃない?
うちらは電車などの公共機関使うので遠出した時なんかは特急列車とか
使うから必ずビール飲みながら帰るんだけど、登山でくたくたになって
運転して帰るって皆さん凄いよね(;^ω^)慣れなのか?
アタシなんか運転もしてないのに、しかも登山じゃなくて緩い
参拝しただけなのに、これで帰り運転するの嫌だなぁ・・・なんて
思ってしまったよ


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帰りは横川のパーキングでおやき~♪
横川の釜めしは美味い今回は食べてないけど。

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三芳パーキングで親子丼~♪実家の近く~♪
あービール飲みてっす!


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今回買ったお守り
私は龍神に取り憑かれているからね~♪


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旦那は以前、2度ほど来ているのです。
なのでこちらのお守りはだいぶ前から家にあったものです。
旦那は野鳥の会の探鳥会でしかも泊まってるからね(;^ω^)

宿泊できる宿坊もいっぱいあったから
夏前とか、夏の時期だったら早朝散歩に出たら色んな鳥ちゃんが
見れるんだろうなぁ
まだまだ行った事の無い神社がたくさんあるからそっちを優先したいし
次、この戸隠に来るのは何時になるか分からないけど
またいつか来たいな。それと戸隠山と西岳に登りたい!
鏡池に駐車場があってそこから登れるみたい。

最後に戸隠神社への想いを込めて詩を一篇載せたいと思います


「戸隠にて」

天へと向かう余りにも高い杉木立の道を
聖なる場所へと歩むとき
空気は更に透明さを増し
魂がその清澄さを直に受けて根本が浄められて行く

「私は私の源へと帰るのだ」

樹間を渡って来る風が背を押し
その坂を登る手助けをして
この素直な気持ちは周りの環境に溶け込み
そこにある全てのものが私になる

脇を流れる水辺には白い大白鬚草が咲き
木漏れ日がくっきりとまだらな文様を描き出し
杉木立の遥か高みからカラの地鳴きが降ってくると
幸せを越えたところで生じた解放と自由が広がる

その存在たる場所が
一足ごとに近付いて来ると
私自身は開かれ
私自身受け取るものが
大きな循環によって
内面と外面を分けることなく
一つのものとして私を促す

今、私が見上げる青い空が私自身である
現実は永遠でもある

(詩:蒲生万寿)




最後まで有難うございましたー\(^▽^)/

おしまい(●´ω`●)