パート1からの続きです(*´ω`*)
大きなリュックを部屋に置き、山頂へ向かいます
絵葉書みたいな景色
今、写真で見ても素晴らしいわぁ(*´ω`*)雲が全く無い
雪のある時期に北アルプスに来れるとは思いもしなかったけど
燕岳はいいね。お手軽に5月の残雪期の景色を楽しめちゃうね
あ、お手軽にと言っても、お手軽じゃないかんね(;^ω^)
誤解の無いように・・・
装備もチャンとしなきゃだわよ
イルカ岩
もうお決まりよね( *´艸`)
そしてバックに槍みたいな(笑)
燕岳に行ったら誰もが撮るショット
メガネ岩もね( *´艸`)
11:15 標高2763m 燕岳山頂
2度目の燕岳だけど何度も来たい山だね~
360度の大パノラマだもんね~(*´ω`*)
3年前に来たときはね、この看板があったのよ
↓
3年前にブログにアップした写真なんだけど私の写真を見て、この看板は
私が作って記念にかけてきたんですって方がいたのです。
その人もyahoo!ブログをされてる方だったんだけど、
残念ながらこの看板は風に飛ばされたかして無くなっていました
その方、どうされてるかな・・・
今でも山、登ってるかしら・・・
ブログやめちゃったかな・・・
山頂からの穂高連峰
ビューティフルだねーーー(≧▽≦)
今でも、この場所にいたなんて何だか信じられないわね
いんやー!もう言葉が出ません!
燕山荘から立山は見えるけど、山頂に登らないと剱は見れないのです。
し・か・も、この青空
神様有難うー
こんなに運を使ちゃっていいのでしょうかってぐらいの晴天で
感動も感動大感動でしたーーー
北鎌尾根と槍ヶ岳
いいね~マジで
すんばらしいっすよ・・・
山頂に立ってると自分が山に囲まれていて何とも
ミジンコのような存在に思えてくるのです。
北アルプスの山々は険しくて、「自然との一体化」なんて言うと
おこがましく感じる訳で。だからと言ってはね付ける訳でも無く、
ただそこにある存在。山に登って見た景色の感動を言葉にするのは
とても難しい。何かしら伝えたいけど言葉が見つからない。
あぁ。あたしゃ幸せもんダス
こんな感じの伝え方が一番かな(笑)
再び燕山荘に戻り・・・
ビールちゃん
燕山荘は生ビールまであったよ~
あと、ビックリしたのがトイレのキレイな事
洋式だし、通常山小屋は使ったティッシュは落とさずに別の
ゴミ箱に入れるのが基本なんだけど、燕山荘は普通に捨てていいのよ
しかも流せる!!!
日常では当たり前の事でも、山小屋では当たり前じゃない事が
たくさんあるから、日常を山に持っていかないようにしてるけど、
燕山荘はフッツーに日常だった!(笑)
勿論、風呂が無いとか、今の時期は水源地が雪で埋もれてて
水が使えないこともあるけど、ホント快適な山小屋だったわ。
しかも!
ビーフシチューですよ!アアタ!
悪いけどこんなコジャレたもん、都心にいたって食べないわよ!
サラダ付きですよ!アアタ!
それを標高2700m以上もある山小屋で食しているのですよ
そんでもって奥様
まだまだこんな事でビックリしちゃ~ダメよ
極めつけの!
おケーキセットざぁますのよぉ~♥
(*´ω`)
すんばらしい景色見て、ビール飲んで、ビーフシチュー食べて
デザートのおケーキ頂いて
こんな贅沢がありますかい~
この感じは南アルプスの山小屋には絶対に無い感じね(笑)
いや、南アルプスの山小屋はアレはアレで貫き通してほしいね!
雨風しのげて食事出来りゃー十分だろ!っていう感じね!
トイレは必ず外だしね(笑)しかもちょっと遠い
燕山荘は建物の中でした。当たり前のように・・・
だけどね、トイレが外だと夜中トイレに起きた時に嫌でも外に
出なきゃいけないから天気が良ければ満点の星が見えるっていう
メリットがあるんだけどね
そんなスペシャルランチを堪能してゆっくりした後
まだまだ時間はあります。
なんせ宿に入ったの10:30だかんね
一休みして15時頃にまた山頂に散歩に出かけました。
標高3,000m級の山に囲まれた場所を散歩だなんて良い響きね~
山男さ~んもっかい行ってくるわね~んと挨拶
イワヒバリも今回多く見かけました
山頂に向かってプラプラ歩いていると・・・
でぇ~たぁ~!!!Σ(・ω・ノ)ノ
雷鳥です!(≧▽≦)
今回、5月にの時期に燕岳に行こうと思った理由の一つに
少しでも冬羽の残っている雷鳥に会いたい!って事もあったのです
だけどもう夏羽になっちゃってるわね
だけど見れただけでも良かった
アルプスは結構な割合で雷鳥さんに出会えるわね( *´艸`)
ツガイのようで雄雌のペア
茶色い地味な方が雌ね。甲斐駒に行った時は秋だったので
雄も地味な茶色だったけど(ってか雌だったのかも。)
今の時期は雄雌の区別が付くからいいわね
そぉ~っと脅かさないようにしながらも結構な至近距離で
撮ってたんだけど、日本の雷鳥は凄いね!逃げない!
多少、警戒はするものの、雷鳥にとって人間は死を覚悟するほどの
恐ろしさはないんだろうね。その信頼関係ってのは、もう何百年も
培われてきた関係だと思うと狩猟してこなかった日本人は
やっぱり偉い雷鳥が安心して住める山であって欲しいね(*´ω`*)
15:40 二度目の山頂~
快晴な上に風も殆ど無くて山頂にいても全く寒くなかったです
最初に山頂に登った時は数人の登山客がいたけど
2回目の時は誰もいない山頂を30分ほど貸し切り状態
こ~んな素晴らしい景色を独り占めしてる気分になったわ
車の音や雑踏の音、人工的な音が全く聞こえない山深い場所で
良かったなぁって事を噛みしめる。
「良かった。有難う。感謝。綺麗。」
もうそんな在り来たりの言葉しか出てこないのよ
はぁ・・・ため息出ちゃうわね(*´ω`)
登山はいいね。ホント最高の趣味だな・・・
燕山荘に戻り、持ってきた「山崎」で夕飯までの時間を
まったり過ごします(●´ω`●)
こんなに山小屋でゆっくり過ごすのは初めてかもな~
いつも、早めの到着が出来るんならもうちょっと先まで縦走しようって
気持ちになっちゃうから、こんなに早くチェックインしないしな。
山崎飲んでたのは16:30頃だったんだけどフリースとウインドブレーカー
だけで外のベンチにいても全然寒くないの
真夏だって高山ではダウン着てても寒い時もあるぐらいなのに
穏やかな最高のお天気でした
17:30 夕飯でーす\(^▽^)/
燕山荘、とってもゴージャスでした。
これ、ただのハンバーグじゃないのよ
チーズハンバーグなんでございますのよ~( *´艸`)
しかも中のチーズがとろけて出てくるのー
ハンバーグの隣にあるのがアコウダイの煮つけ。
ワカメの煮びたしのようなものから、ポテトサラダ・・・
ただお皿に盛り付けたって感じではなくて、ちゃんと暖かくて
野菜も水々しくて新鮮筑前煮や具だくさんのお味噌汁に
杏仁豆腐のデザートまで
これだけの山に囲まれた山小屋の夕飯とは思えないほど
美味しくて豪華でした今は何でもヘリコプターで運べるからだろうけど
それにしても頑張ってるね。
そして夕飯を食べ終えた後は楽しみにしていた夕暮れ。
日が落ちてきました。
鷲羽岳あたりに日が沈んでいきます・・・
毎日繰り返される太陽が登っては沈んでいく情景。
ただ、この日見た夕暮れの色は一度たりとも同じ色は無い。
生きてるんだな。人間も。地球も。
そんな事を考えながら変わりゆく夕暮れの色に釘付けになりました。
完全に陽が落ち切った後、陽光の破片が山々に淡い光を放つ。
槍様おやすみ。
いつまでもこの景色を見ていたい
日の光が完全に無くなるまで・・・
パート3に続きまーす
長くてごめんちょ