anzuのブログ

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走水神社

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神奈川県横須賀市にある走水神社に行ってきました
 
御祭神を日本武尊(やまとたけるのみこと)と妻の弟橘媛命(おとたちばなひめのみこと)とする神社です。
 
日本武尊は東国遠征で色々な地に立ち寄っていたので関東近辺には割りと日本武尊を御祭神とする神社が多いですが弟橘媛命を御祭神とする神社は割りと少ないんではないかと思います。
 
古事記日本書紀の中ではこの2人のストーリーがとてもドラマチックに描かれています。
 
簡単に説明すると、東国遠征の際に立ち寄った相模国(神奈川県)で日本武尊弟橘媛命と出会い結婚します。
 
そして2人が走水の海岸に到着した時、日本武尊は目の前の海を眺めて対岸の房総半島がほんの近くに見えたので海の神を侮辱するような口ぶりで「こんな狭い海なら難なく対岸の房総半島まで行けるだろう」と言ってしまう。
 
日本武尊は房総半島に向かって船を漕ぎ出すが海の神様を怒らしてしまった為に海に出た途端海が荒れ狂いだした。荒れ狂った海では船を漕いでも全く進むことが出来ない。
 
そこで一緒に乗っていた弟橘媛命が夫を助けなければならぬと海神の怒りを静めるために海に飛び込んでしまう。暫くすると海の怒りはおさまったが日本武尊の心には癒しようも無い悲しみが刻み込まれたという。
 
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走水神社境内には弟橘媛命のレリーフがありました。
 
そして日本武尊が無事に千葉に降り立った時に弟橘媛命の御袖が流れ着いたといいます。
日本武尊弟橘媛命を想って詠んだ歌が
「君さらず 袖しが浦に立つ波の その面影をみるぞ悲しき」
 
君さらず…から今の千葉県木更津市の地名になっているとも言われているそうです。
 
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走水神社ではお砂を頂いたり、湧き水のお水を頂いたりしました。
この神社には宮司さんが居ないそうなのでボランティアの方が常駐してるんですがペットボトルを用意して下さったり、神社にまつわる話などして頂きとても親切にして頂きました。
 
最後に神社の裏に祀ってあった河童ちゃんです
 
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何ともプリティーです
 
以前、「やりすぎコージー」と言う番組で江原啓之さんが訪れた事によって参拝客がぐんと増えたようです。
遠くは九州方面から来られる方もいらっしゃるとか…
 
走水神社を後にして観音崎の方まで行ってみました
 
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山もいいけど海もいいですね!山とは違った開放感が芽生えるような気がします。なんか海見るとワクワクした気持ちになるのは海無し県の埼玉に生まれたっていうのもあるのでしょうかね…