anzuのブログ

\(^▽^)/

Jimmy Cliff ☆ CLUB CITTA'(川崎)


ジミー・クリフ一色のライブレポになりますので
適当にスルーしちゃって下さいね~(o^O^o)ノ


4月18日(土)

「ビクターロック祭り番外編」

ずーーーと観たかったジミー・クリフ
行ってまいりましたーーー(o´▽`o)ノ

場所はクラブチッタ川崎!
チッタと言えば、RAMONESRYDERSアナーキーツアー
スタークラブ、ケントリ、などなど・・・
数多くのバンドをこのライブハウスで観て来ました。
最後に観たのはどのバンドだったか???

そうだ!このバンドだ!

イメージ 7

96年に観たラフィン、GBH、GIGANTOR
このバンド一緒に観れるって凄いでしょー
つーか、96年って20年近く経ってるじゃないか(笑)

チッタは再開発に伴って2000年に一回クローズしたようですが
2002年に再びオープンしたそうです。リニューアル後、初めてのチッタ!
いやいや・・・川崎駅周辺の変わりよう!
ビックラこきましたよーL(゚0゚;)」
ある方のブログで開発されて、ガラリと変わってしまった様子は
写真で見たんだけどこうも変わってしまったのか!

川崎駅と言えば労働者とホームレス、町工場の街という
日本のデトロイトという印象!デトロイト出身と言えばイギー・ポップ
それもあって川崎はPUNKの街だ!と勝手に決め付けていました(笑)

それがどうよ!駅ビルにはデパートが出来、大型商業施設なども並び
以前の寂れた雰囲気は無くなっていました。
この変わりっぷりにチッタ、どう行くんだっけ?って迷っちゃったよ
チッタ周辺もガラリと変わってたな~

そんなチッタに向かう道中、煌びやかに開発された駅周辺で
ホームレス達の酒盛り!おおっ!いくら街が変わろうとも
人の生き様までは変えられないのだよ!(って、どんな生き様じゃ!笑)
よっしゃ!これで日本のデトロイトが健在だった事を確認できた
Search & Destroyの手には乗らないぞと!笑

しかしアタシ、前置き長いな・・・
やっと本題のライブレポです。長くてスンマセン(笑)

この日のライブは「ビクターロック祭り番外編」って事で
まず最初のバンドはSPECIAL OTHERSと言うバンド。


イメージ 1

なんて言うんですかね~フュージョンって言うのかな~???
ウィキで調べたらジャム・バンドなんて書いてあったけど
そんなジャンルがあるのか(^▽^;)?

いや、正直な事言うと私はよく分からなかったのです。
すんませんm(-_-)m

だけど、このブログ見た方が、これをきっかけに好きになるって事も
あるかもしれませんので気になった方は映像を
ぜひぜひご覧下さいませ(^ー^*)♪




お待ちかねのジミー・クリフ!!!

イメージ 2


でたー!!!ジミーヾ(≧▽≦)ノ

最前列では無いけれどジミーの汗が見えるぐらいの場所をキープ!
とだけ言っておきましょうか(笑)
前の方で観る時はダイブの被害を避ける為に少し端に寄るんだけど
この日はダイブするような野蛮人も居ないからね~(´Oノ`o)ホホホー
なのでジミーが真正面から観える位置でダンス・ダンス・ダンス

今回、写真撮ってる人いなくて(いけなかったのか?)殆どライブの
写真が無いんだけど、上記の写真は唯一撮った写真でーす

セトリは分かったら後で貼り付けようと思いますが
今回は覚えてる曲の映像を貼り付けたいと思います

そして1曲目はこの曲から!



Rivers of Babylon

この映像にも映ってるコーラスの女性がこの日も来てましたが
またカッコいいのよ

因みにこの曲の原曲はSKAファンにはお馴染みのTHE MELODIANS

この曲の後はジミーも立ち上がってアップテンポの曲が続きましたが
ジミー足を上げて踊る!踊る!それにつられて私も踊る!踊るー!
しかし私はジミーのように高らかに足上がんないぞー!(笑)

ジミー・クリフ、67歳よ!
しかーも!4月14、15、16と東京のビルボードライブして
17日に大阪でライブして、またこっちに戻って来て18日にチッタよ!
すんげーーーよね!
ビックリするぐらい動いてダンスしてたし、全く年齢を感じさせない!

このブログ作成中に知った事なんだけど、なんと!
このチッタの次の日に沖縄に行ってライブしてたーーー!!!
6日連続!!!
大御所が沖縄でライブって珍しいよね。ジミーさすがだ


ちょ~初期のSKA時代のこの曲も歌ってくれたのが嬉しい(^m^ )



Miss Jamaica  

初期の頃はレゲエのリズムよりもSKAなんだけどボブ・マーリーの曲
「I Shot the Sheriff」がエリック・クラプトンにカバーされてから
レゲエという音が世界中に広がったようにも思います。
その前からイギリスではレゲエブームがあったようだけどね。
ボブー・マーリーよりも早々にジャマイカを出てイギリスに
渡ったジミー・クリフですがレゲエという言葉が出てきてから
ジミーもレゲエミュージシャンという括りに入ってますが
どーなんですかね~?ジミー・クリフはレゲエなんですかね~???
まぁ、ジャンルなんて何でもいいか(笑)

このMiss Jamaicaの時はレゲエというジャンルの無い
10代の頃だから、この曲50年以上も歌い続けてるのか~
この画像の声も若くて可愛らしいわよね(^m^ )


そしてまたまた初期のナンバー!この曲も歌ってくれた!


Wonderful World Beautiful People

この映像は1970年だし、見た目はね、やっぱ年取った感じは
あるけど、声はこの時のまんまよ!マジで!
5日連続でライブして、あれだけのダンスと声量!さすが!!!




そして、ジミー・クリフ知らないって人も、この曲を聴けば
映画「クールランニング」の主題歌だったので知ってる人も多いはず!
勿論、この曲も歌ってくれたよ~



I Can See Clearly Now

ボブ・マーリーを観る事は出来ない今、こうやってジャマイカ
ルーツミュージックを継承しているミュージシャンを観れた事に
幸せを感じたよ!ここの所、毎年来日しているジミー・クリフだけど
いつまで観れるか分からないからね!(不吉な事言うようだけど)
んで、毎年ビルボードでライブしてるし、今年もビルボードかぁ・・・
なんて正直思ってたのよね。。。(´∩`。)

ビルボードはパンク、ハードコア育ちの私としては(笑)
高級クラブ(お姉ちゃんのいるとこじゃなくてね。)って感じがして
どうも居心地が悪いのですよ。行った事ないんだけどね
それと、チケット代が安い席で\10,000!!!L(゚0゚;)」
しかも見る場所が2階だか3階?チッタのように間近に観る事が
できないのです。それでも、今年は行こうと決めてたのですが
そこに入ってきたチッタでやると言うニュース!
しかもチケット代\7,500!!!(金の事ばっか貧乏臭いな。笑)

いや、いや、今やくっだらない日本人の歌手でも
(誰とは言わないよ!笑)
チケ代1万近く取るのは普通だったりしますからね・・・
それに比べたら海外から来日してる訳ですからね。
それぐらい出しましょーよって話しなんですがね。。。
んだ。んだ。

でも、安い方がいい!ヽ(`・ω・´)ノ
それとチッタってのも良かったしね。好きなだけ前で観れるし~

それと、久々にチッタ行ったけどライブハウスで別途ドリンク代
¥500とか取られるのは当たり前なんだけど、チッタは
ハイネケンの350缶、丸々1本くれたよー
これは有難いね~(人´∀`)♪大体、コップだもんね~
渋谷のクアトロなんか、ちっちゃーーーいコップでさ
尿検査じゃねーんだぞ!凸(`Д´メ)って話しよ

あ・・・・話しが脱線致しました。スンマソンm(-_-)m



Many Rivers To Cross

この曲も代表曲よね~

ここまでで演奏した曲を数曲貼り付けたけど、あの映画で
ジミー・クリフを知った人は、あの映画のサントラから
いっぱい演奏してんじゃーん!と思ってるはず(^m^ )


そう!あの映画のサントラの1曲目!
このイントロがかかった時は鳥肌立ったよ!




You Can Get It If You Really Want

あの映画と言ったら「ハーダー・ゼイ・カム」しかないでしょ!
馬鹿の一つ覚えのようにPUNKバカだった20代前半の私は(今もか?笑)
ボブ・マーリーぐらい聴いとかなきゃな!と、CDを買いました。
当時、中古CD屋に勤めていたのですが、そこで6歳年上の一緒に
働いていた姉さんに「最近ボブ・マーリー聴いてるんですよ~」と
PUNKバカ一色じゃ無い事をアピールしたところ(←アホ!笑)
これも聴いてみるといいよ!って借りたのが
ハーダー・ゼイ・カムのサントラでした。


イメージ 5

こういう時、音楽好きが回りにいるって環境、大事よね。
色んなものを吸収する若いときは特に!って思う。
今思うと、サラッとこういった音楽を紹介できるってカッコいいよね。
今となっては6歳ぐらいの年の差なんてあまり感じないけど
20代の時の6歳上ってとても大人に感じるわよね。

映画を観るより先にサントラから入った訳ですが
やっぱりPUNKバカからは中々抜け出せない・・・
正直、ガンジャがよく似合いそうな(笑)ダウナー系の音楽が
しっくりいかなかったのよね。なんせアッパー系のPUNKバカだから(笑)

その後、映画を観てこれはPUNKじゃないか!と感じたのです!
ボブ・マーリーもだけどレゲエって反骨の精神から生まれた
曲が非常に多い。PUNK好きがレゲエも好きって人多いけど
きっとそういった反体制的な共通点があるからなんだろうね。

そう、私も映画を観てサントラの曲を初めていいな~と感じるように
なったのです。20代前半ぐらいの時かな・・・
そんなにレゲエにのめり込むような事は無かったけど
ボブ・マーリージミー・クリフはやっぱ好きでしたね。






イメージ 4

皆、この「ハーダー・ゼイ・カム」に痺れたわよね~(人´∀`)
ジャマイカで初の映画!
もう基本だと思うけど「ROCKERS」も絶対に観るべし


そして!そして!!!!
待ちに待ったこの曲!!!!きたよーーーヾ(≧▽≦)ノ








The Harder They Com

はぁ~(*´∀`*)ジミー演じるアイヴァンが目一杯オシャレして
拳銃持って写真撮るシーンなんかさ、いいよね~!

なんか、この日のライブ私の回りだけやけにROCK好き
PUNK好きっぽい人が多かったように感じるんだけど類は友を呼ぶのか?
この日は決してPUNKファッションしてた訳じゃ無いんだけど(笑)
最前列とか前の方陣取ってるのはOL風のお姉ちゃん達が多かったのよ。
私が居た位置は前から5列目ぐらいかな・・・キャパ数1300人だから
後ろの方の客層は全然分からないけどね。

私の真後ろにいたロック好き(PUNKかも)っぽい2人の兄ちゃんは
兄ちゃんって言っても私と同年代ぐらいな感じだったけど(^▽^;)
映画のサントラの曲のイントロが始まる度に
「きたー!やっべぇ!やっべぇ!すっげーーー!」を連呼!(笑)
うん。うん。君の気持ちはひっじょーーに分かるよ!
マジでやっべぇよね!それしか言えんよね!
だってさ!私が産まれる前の72年の映画に痺れてさ
その映画に出てた本人が目の前で歌ってんだよ!!!
そりゃーやっべぇーを連呼するって話しよね!(笑)

この曲の時はやけに私の回りだけノリノリ!
言葉は交わさなかったけど、この兄ちゃんは絶対に
ハーダー・ゼイ・カムに影響を受けた人だと確信した!
前の方陣取ってたOLお姉ちゃん達はこの曲の時は大人しかったから
他の曲で好きになった人達なのかもな。
でもさ、そんなOL風お姉ちゃんから、PUNK好き、ロック好き
もちろんレゲエやSKAファンまで年齢層幅広いファンを魅了させる
ジミー・クリフってやっぱ凄いな~


ライブ中、ずっと気になってた斜め前にいたオジサン。
このオジサンもハーダー・ゼイ・カムではノリノリだー!
君も同士だ!
だけど、なぜ気になったかと言うと。。。。


































イメージ 3

オジサンの頭は波平さんだった!

あの1本毛が無いだけで見た目、見事に波平さんだったわ!
その波平もハーダー・ゼイ・カムで影響を受けた一人なんだろう!
もうね、波平と後ろにいたロック兄ちゃんとは心でガッチリ繋がったね!
大興奮だったよ!


多くの人にカバーされてる曲ですが代表的なのが、この方達


メスカレロスで歌ってますね。
メスカレロスではRAMONESまで歌ってるじょー(^m^ )







この大御所を出せばどれぐらいロックミュージシャンにも
影響されていたかが分かるわよね。







上田正樹のカバーは知らなかったんだけど出てきたので
貼り付けました。初めて聴いたけど、このバージョンも
なかなかイイ感じじゃないかー



そして、今回ライブでは歌わなかったけど
ジミー・クリフはCLASHのカバーもしています。



Guns of Brixton



この曲の歌詞では
「分かるだろ?奴はアイヴァンのつもりなんだ 
ブリクストンの生まれなんだけどな 奴のゲームは生存競争 
ハーダー・ゼイ・カムのラストと同じなんだ」

正にハーダー・ゼイ・カムにインスパイアされて作られた曲なのです。

CLASHの方もよかったらどぞ!

歌ってんのがポール・シムノンだからオンチなんだけどさ(笑)
ハーダー・ゼイ・カムに影響を受けて作った曲を
本家本元のジミーが歌うって天国でジョー・ストラマー
喜んでるだろうな~(*´∀`*)
これをプロデュースしたのはRANCIDのティムなんだけど
ティムとジミーなかなか粋な事やるね!
ジョー・ストラマーの気持ちを汲んで、この曲を選んだのだと
私は勝手に思ってるのだよ!ティムは良い奴だグー!


いやいや、ジミー・クリフ、観て良かった。観れて良かった。
すんばらしかったよ!

最後にハーダー・ゼイ・カムの歌詞から抜粋!

迫害者達は俺を押さえつけようとする 地下に押し込めようとするのさ
奴らは戦いに勝ったと思ってる 俺は言う ああ神よ許してくれ
奴らは自分達が何をしたのか分かってないんだ・・・

だからさ、太陽が輝き続ける限り
俺は俺の分け前を頂くのさ 奴らが俺たちを攻めれば攻めるほど
奴ら自身が敗北するんだ 一人残らず 
奴らが激しくやってくれば それだけ奴らが倒れるだけなのさ
誰もかれも

俺は自分が欲しいもののために これからも戦い続ける
死んじまったら何もできない そんなことは分かっているけど
操り人形や奴隷として生きるより俺は自由な人間として
墓に入る方がマシなんだよ!



奴らは戦いに勝ったと思ってる!そう、奴らは・・・
どんなに押さえ込んでも心は屈しないんだよ!
そして押さえ込めば込むほど人の精神は燃え上がり鍛えられるのさ!
曲調は違えどまさにPUNKの反骨精神のまんまだ!


やっべぇー!マジでやっべぇー!すっげーよ!
あの兄ちゃんの声が聞こえてきそうだ(笑)

やっべぇーもん見ちまった夜に気分は最高潮!!

Fucki'n Great!!!
ジミー!最高の夜をサンキュー!