「狂ってるのは俺か?それとも世間か?」
日々、私もよく感じているこのセリフに気持ちは全て持っていかれた。
映画、ジョーカーを観てきた。今の日本が置かれている状況と重なる事が多いと感じた。貧富の差、格差社会、貧困、虐待、どうにもならない負のループにズッポリ入ってしまうと人は心病んで荒み切ってしまうのだろう。かと言って犯罪はいけない。いけないんだけど、映画の中に出てくるジョーカーに感情移入して肩入れしてしまう自分がいる。
貧困の中で生まれたアンチヒーローは英雄とされ、人々の怒りが加熱していく。金持ちを叩き潰せ!俺たちが貧しいのはあいつらのせいだと言わんばかりに!
恐ろしいね。ほんっとこれ、日本でも起こりうる状況が今の政治にはあると思う。
山本太郎や、共産党支持者は貧困層が多いけど、その中の誰かが暴動を起こし、安倍を殺害したとしたら。。。日本のアンチヒーローになり得るよね。殺戮はいけない事だし、犯罪ではあるけれどアンチヒーローに人々が熱狂しだしたら、もう止められない。
その前に止める手立ては十分にあったはず。きちんと選挙に行くこと。一人一人がちゃんと考えて想像する事、今、それが行われていない日本ではJOKERが現れるのも必然かもしれない。全てが政治のせいとは言わないけれど、そう考えたら恐ろしくなったわ。
ちょっと、ストーリーの甘さを感じる部分もあったけど、そこはホアキン・フェニックスの演技に魅了されて、帳消しになるぐらい彼の演技は素晴らしかった!
JOKERを生み出す前にどうにかしないと悲惨な状況が待ち受けているぞ。と言う未来予想にも感じる映画だった。ぜひ多くの人に観てもらいたい映画だと感じました。
正直、私はバットマンシリーズを一度も見たことがないし、JOKERがバットマンの敵だって事も初めて知ったぐらいなんだけど、それでも十分面白く感じられる映画だったので、バットマン知らない人でもぜひぜひ。逆にバッドマン好きがみたらアメコミのイメージが無いのと、ジョーカーの人間的なところにガッカリするかも(;^ω^)?
それと関東にお住いの皆さん、明日台風直撃らしいのでくれぐれも気を付けてねー!
おしまい(●´ω`●)