金華さば

 

こちらのさばの缶詰は宮城県石巻市にある「木の屋石巻水産」という会社で製造されていました

今回の東北での震災により数十万個の缶詰が社屋もろとも流されてしまったそうです

 

それを社員の方々が拾い集め砂まみれになった缶詰を一つ一つキレイに洗い商品として売り出し

その売り上げは社員として働いていた方の生活の支えになっているそうです。

 

 

見て分かるように所々に津波に流された時の傷が生々しく残っています…

 

 

缶には凹みなども見られます。感慨深いですね…。

 

これで少しでも東北に住む方の糧になってくれれば嬉しいです…

と、言ってもこの缶詰を買ってきたのは宮城出身の父親でした私はお金出してないんだったっけ

 

応援したいと思う気持ちは皆、一緒だとは思いますが父親は東北出身なので

私以上に同郷への想いが強いんだろうと思います。

 

そして中身は…と言うと

東北の支援に少しでも貢献出来たのなら嬉しいけれど、所詮さばの水煮でしょ～

と高を括っていました（スミマセン）

 

 

一口食べてみると…おいしいぃ～！！！

一缶￥１００ぐらいで買うサバの水煮とは全く違う味でした

油があってサバの身がとってもしっとりしていて尚且つ、しつこくなくて、とにかく美味しいんです

 

そもそも金華さばって何だろうと思って調べてみると

 

三陸の中でも黒潮と親潮が混ざり合う金華山沖で採れるサバは「金華サバ」と呼ばれて

関東では一匹２，３万で取り引きされるそうです

最近は漁獲量も減っていて幻のサバとまで言われているそうです 

 

なるほど～美味しいはずですね

 

そして、せっかく宮城の食材を頂くのだからと用意したのがこちら

 

 

宮城のお酒「一の蔵」です　日本酒ってあまり飲めなかったんですが旦那の実家の三重から

送って頂いたお酒をキッカケに好きになりつつあります

 

まだまだ全然詳しく無いんですが（正直、甘口辛口もよく分かってない状況ですが）

四国の「酔鯨」、山形の「出羽桜」などもとても美味しかったんですが、今の所この「一の蔵」が

一番好きです

 

これで「笹かま」があればもっと最高だったんですがね～