※ホラーが苦手な人は、ぜーーーったいに見ないように・・・
1973年 スペイン映画
私が生まれる前に既にこんなカルト映画があったんですねぇ~
1973年と言えば有名な「エクソシスト」が公開されたのも
この年なので、ちょっとしたホラーブームだったのかしらね
主演はスペインのホラー映画の帝王ポール・ナッシー
ヨーロッパでは人気のある俳優さんだったようですが
日本でも、ポール・ナッシー主演映画は劇場公開されなかったようですが
なんとテレビでは放映されたようです
手足をギコギコ切ったり斧で首ちょんぱしたり
内臓ドローンと出てくるシーンも多少あるんですが、カットされたのかな
でも、当時のテレビは開かれてますね~
(別に笑う所じゃ無いか・・・)
こんなマイナーな映画がデジタルリマスターまでされて
つい最近、初DVD化しました
この代表作に続けと他の作品もDVD化して
日本でも、ポール・ナッシーブームの到来か
ならんな・・・・ε-(;-ω-`A)
大学病院の死体置き場で働く孤独な男ゴト(P・ナッシー)
己の容姿に強い劣等感を抱き、身の不運を呪う
彼の心を慰めてくれるのは、肺を患い病床にある幼馴染みの
美しい娘イルサ(M・E・アルポン)だけ
だが、献身的な看護も虚しく、彼女はみるみる衰弱し
天に召されてしまったイルサの死を受け入れられないゴトは
人工生命を研究するオーラ教授(A・ダルベス)にすがり
彼の傀儡となって殺人に手を染め
愛する者を生き返らせるべく世にも奇怪な蘇生実験を繰り返す
イタリアのスプラッター映画監督の帝王と言えば
正直、イタリアのスプラッターは、これでもかってぐらいエグイ
そして、お決まりのようにお色気シーンが出てくるのも笑い所(^▽^;)
無駄に「キャー!!!」も多い(笑)
(そんなマカロニスプラッターも好きだけどね)
でも、この映画はただグロイ描写を見せるだけで無く
ストーリーもちゃんとしてました
もっと目を覆うような強烈なシーンがあるのかと思いきや
割とメルヘンちっくでしたね~
と、いっても血みどろ箇所は多くあるので苦手な方は気をつけて下さい
「ノートルダムのせむし男」と「フランケンシュタイン」もちょっと
入ってる感もありましたがP・ナッシー演ずる
せむし男が何とも哀れで哀愁漂う演技がさすがでした
また素敵な映画に一つ出会えました~
人によっては素敵じゃ無いかもね・・・(笑)
しかし、角野卓造の吹き替えがちょっと気になるな・・・(´・ω・`;)