anzuのブログ

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ふるさと

 

 

 

 

「ふるさと」と言う映画を観たことありますか?

1983年の映画で私は先日U-NEXTで初めて観ました。したらばなんと!旦那の隠し持ってるDVDの中にこの作品があったのです!いや、隠してる訳じゃ無いんだろうけど、物色するのも嫌になるぐらいね、袋に入ったDVDを詰め込んだ棚から探すのも一苦労なのよ。なので旦那のDVDには手をつけてないようにしてたのです。一度出したら棚にちゃんと収まらないしね(-_-;)

 

先日この映画を観て旦那に最高の映画だったと言う感想を伝えると「ウチにあるよ。」と、平然と言うでは無いですか!旦那が持ってるDVDと言えばスプラッターだの、ウエスタンなどが多めなのでまさかこんなマトモな作品を持ってるとは思いもよりませんでした!しかも「砂の器」も持ってた!

こんな良い映画持ってるなら早く言えー!って思いましたわ。

 

で、この作品の何が良いかって、加藤嘉さんの演技が素晴らしいです!正直、ストーリーはダム建設のために埋まってしまう村と痴呆症の爺さんの話しでストーリー自体はまぁ、有りがちなのですが加藤嘉さんの演技に全て持ってかれます!加藤嘉さんと言えば「砂の器」の演技も素晴らしいですが、それを超えてますね。

 

山の谷間にある村や山の景色の風景もとてもキレイで叙情的な気分に浸れます。

それと、近所の子供の千太郎君という役の子が出て来るのですが、この子の演技も凄くイイ!決して上手くは無いのですがとても自然で釣りしてるシーンなんか演技では無く本当にガチで釣りを楽しんでるかのような演技でした。田舎の子って雰囲気がピッタリはまってた!監督の指導と撮り方が上手いんだろうね。岐阜県出身の子供達の中でオーディションをして選ばれたそうで全くの素人だそうです。

きっと、鈴木福君のような出来る子役の子だったら上手に泣かせて感動を誘うんだろうなって思うシーンでも千太郎君は涙一つ流しません。けど、泣かなくても必死さがとても自然に伝わってくるのです。ドラマや映画は子役を泣かせて感動を誘うけど、現実に置換えるとそんなに泣かないよなって事もある。それを上手く千太郎君の役の子がこなしてる!変に上手じゃ無いところと、岐阜出身の子供を使ったって事もとても素朴で田舎の子らしさが出てました。

ふるさとが公開された1983年は「E.T」が公開された年で日本ではどこもかしこも「E.T」だったようですが、岐阜県だけはE.Tの観客動員数を抜いたようです!さすがご当地ものは地元に強い!千太郎君、当時は10歳だったようなので私とほぼ同い年。どこで何してるんでしょうね。現在の千太郎君を知りたいわ。「探偵ナイトスクープ」に依頼してみようかね(笑)

 

モスクワ映画祭で上映された時は現地の外国人に加藤嘉さんの役は本当に痴呆症の人を使ってるんだと思われたそうです。それぐらい加藤嘉さんの演技が素晴らしかった証拠ですね。

本当は笠智衆さんにこの役を依頼したらしいけど笠智衆さんはもう高齢でセリフが覚えられないとお断りしてされたそうです。確かに笠智衆さんでもいい映画になった気がする!

 

ダラダラ書きましたが観なきゃ分からないと思うのでお暇がありましたらぜひぜひ。U-NEXTにはありましたがAmazonプライムでも観れるようです。いつも私が紹介する映画はゾンビやら単館上映系やらが多いですが今回の「ふるさと」は自信を持って誰にでも紹介出来ます!今まで自信を持って紹介しても「は?」ってなる映画が多かったですから(笑)引きこもり中に多くの映画を見ましたがこの「ふるさと」という作品はとても心に残ったのでブログにしました。

 

切なくもジーンと心温まる良い映画でした。

 

 

おしまい(●´人`●)