anzuのブログ

\(^▽^)/

ジム・ジャームッシュ2本立て ☆ GIMME DANGER


GIMME DANGER


もう1年前から海外では公開していたイギーポップの映画
やっと日本にも上陸です
イギーを撮ったのはジム・ジャームッシュってんだから
これは観ない訳にいかないわよね

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映画を1000円で観れる水曜日に行ってまいりました\(^▽^)/

まずは観た感想。
もうね、カッケーですその一言に尽きます
カッケーの一言には尽きますが恒例のワタクシのあーだこーだと
どうでも言いことをツラツラと長々と話す長編ブログが
終わってしまうので、あーだこーだ本日も言わせて頂きますm(__)m

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この日、2本目に観たパターソンに永瀬正敏さんは出てますが
永瀬さんと言えば1989年のジャームッシュの映画
ミステリートレイン」に出演されているのでそこからの交流が
ずっとあるのでしょうねそして永瀬さんと言えば大のロック好き
ミステリートレインに出演した時にジム・ジャームッシュ
イギー・ポップを紹介したそうよ( *´艸`)
その時のイギーの第一声が
「ドゥー・ユー・ノウ・トラサン?」だったとか(笑)
イギーの奥様は日本人なのでそれで寅さん知ったのかもね
ダムドのキャプテンの奥様も日本人だし、日本女子なかなかやるね
イギーが寅さん好きだった事にビックリだけど、これで寅さんは
ワールドワイドなフーテンROCK野郎という事が立証されたわね

ROCKを語るなら!PUNKを語るなら!ハードコアを語るなら!
寅さんは観るべし!!!

寅さんに話が脱線しそうなのでイギーに戻ろう(;^ω^)

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この縦並び凄いね
中村達也さんに、鮎川さんに、セイジさんって・・・最強だね
日野皓正にビンタされた中学生はぜひ中村達也さんと
ドラム競演してもらいたいもんだね!
あの事件は笑ったね!教育とか言って、感情剥き出し過ぎだろ!(笑)
だけどあの中学生はガッツありそうでいいねぇ~
ジジイの言う事なんか聞かずにどんどんやってほしいね!
って、また話しが脱線したーイギーに戻そう
(あと数回あるかも!笑)

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前から思ってた事ではあったけどやっぱね、PUNKの始まりは
STOOGESや、MC5だったという事を強く感じたね
映画の映像でも言ってるように完全にイギーは
60年代を滅ぼしたね!
60年代を滅ぼしたって・・・くぅ~カッコいいぜよ

2010年にロックの殿堂入りを果たした時にイギーは言った

「音楽は人生であり人生は商業では無い!」

くぅぅぅ~~カッコいいぜよ(≧▽≦)
CRASSの映画を観た時にペニー・リンボーが言った
「豊かにすべきは生活でなくて人生だろ?」って言葉と
同じくらい感銘を受けたね
中々そうは生きられないけど、そんな気持ちを心に持ちつつ
生活していきたいもんだわね


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60年代、70年代はロックとドラッグはつきもので
イギーなんかはとっくにオーヴァードーズで死んでてもいいくらいなのに
それでもイギーは70歳を超えても生きている!
それって物凄くPUNKだと思うわ。
シド・ヴィシャスのように20歳そこそこで死ねるならまだ
いいのかもしれない(いや、よくはないか)だけど
シド・ヴィシャスが今でもPUNKの象徴になっているのは彼が
21歳で死んだからって事も否めない。
ジャニス・ジョプリンもジミヘンも27歳で死んだ。
20代で死ねたミュージシャンは伝説にもなるだろう・・・
だけど、以前ジョニー・サンダースの映画を観た時に思ったのは
30歳越えてからのジャンキーは見ていてとても痛々しい。
可哀想になるぐらいだ。
ジョニー・サンダース 享年38歳
ディー・ディー・ラモーン 享年50歳
亡くなる前は何だかボロボロな感じあったよね

マイケルジャクソンやストーンズぐらいビッグネームになれれば
ドラッグを上手に調合して与えてくれる医者を付ける事も
出来るだろう。だけど、そうじゃ無い30過ぎてからの
ジャンキーのミュージシャンは見ていて辛いわね。

だけど、簡単にくたばんなかったのがイギー・ポップなのだ!
イギーだってドラッグやりまくってたんだろうからいつ死んでても
おかしくは無いはずなのにね。今でも現役だもんね。
すんげ~っす!



STOOGESがいなければRAMONESピストルズもこれだけ
世に出てきていなかっただろう。
今でもPUNK=ピストルズだと言うのがまかり通っているけれど
今でも筋肉ムキムキでストイックに鍛え上げて現役で
活動してるイギー・ポップと、殆ど音楽活動をせずに
悠々自適にご隠居生活を送っているデブデブに太った
ジョニー・ロットンと、どちらがPUNKか?って言ったら歴然でしょ?

個人の人生だからどういった余生を送ろうが勝手だけれど
イギーだって優雅にご隠居生活送れるぐらいの金は
手に入れている事だろう。だけどそれを敢えてしないのは
「音楽は人生であり人生は商業では無い」
正にこの言葉そのものだと感じた。

イギーはきっと体力尽き果てるまで歌い続けてくれる事だろう!
そしてあの誰にも真似できない妙なタコ踊りをしながら
上半身裸で観客の度肝を抜かせてくれる事だろう!
だけど、お願いだからそろそろ日本に来日してほしい(T_T)
死ぬまでに一度は生イギー観たいもんです。

映画観て感じたのはデヴィット・ボウイとのエピソードが
凄く少なかったなって思いました。色んな愛憎話があるのにね
まぁ、だけどそこはイギーの事が大好きな監督
ジム・ジャームッシュだからこそ敢えてあまり触れなかったのかな?

とにかくイギーポップのカッコ良さを再確認出来る最高の
ドキュメント映画でした!絶対に観るべし!

早朝9:15からイギー観たんだけど(早朝イギー笑)
結構、人がいたわね。いくら1000円とは言っても朝からイギー
観る人は少ないと思ったんだけどね

新宿シネマカリテを後にして次の映画パターソンは歩いて数分の
新宿武蔵野館。パターソンに続きます・・・

(●´ω`●)