anzuのブログ

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JUST ANOTHER ☆ 原爆オナニーズ

 

新宿K'sシネマで原爆オナニーズを撮ったドキュメント映画「JUST ANOTHER」を観てきました。この映画を撮った監督は大石規湖さんと言って2017年にFUCKER谷ぐちさん家族を撮った「MOTHER FUCKER」を初監督で撮った監督です。この作品も一時YOU TUBEで期間限定で観れたので観ましたが中々面白かったです。

 

そして今回、原爆の映画が2作目の大石さんの作品!公開するって決まった時から楽しみにしていました!原爆を撮った映画なんて今まで無かったもんね。先日はJOJO広重さんがトークに来たし、今日の夜の部ではフォワードのイシヤさんだし、3日の昼の部ではタイロウさん自ら新宿に来てトークショーするから本当ならトークがある日に観たかったけど、おそらく満席で密になる事間違いなしだろうから止めといたわ。(;^ω^)

 

映画を観て感じたのは、原爆結成から38年なんだそうだけど、自分が10代、20代の時に観てきたバンドが自分が40超えた時にも現役でバンドやってるなんて誰もが思ってもみなかったことよね。そして自分自身も40代でライブに行ってるなんて事も全く想像していなかった。あの時、PUNKは若い人達の音楽だと勝手に思ってたからね。ライブに来てる人達も10代、20代が殆どだったし。オッサン、オバハンはいなかった!

 

私自身はライブに行っていなかった期間が10年以上あったけど、その間にも原爆は、ずーっと、ずーっと、休むことなくライブやってたんだからすんげーです。

 

私が初めて原爆を観たのは18か19歳の時だったかと思います。渋谷ラママでした。この日は原爆目当てでは無く、忘れたけど他のバンドメインで観に行って、原爆の事はバンド名ぐらいしか知りませんでした。一つのバンドのライブが終わって次のバンドの待ち時間にいかにもスタッフのようなオジさんがステージで準備してたんだけど、私は次出るバンドのスタッフだとばかり思っていたら始まった途端、スタッフだと思ってたオジさんが「原爆オナニーズでーす!」ってすんごい演奏始めたもんだから度肝抜かれたのを今でもよーく覚えています。ファッションだってネルシャツにバンドTの普通の格好でとてもPUNKやるような感じじゃなかったし!

そんな感想を映画の中でギターのシノブさんが同じような事言ってて、だよね、だよね~って同じ事思ってた人がやっぱりいたか!って思って笑ったわ(。>∀<。)だけど当時、タイロウさん30代ぐらいだと思うからオッサンって言うのも失礼な話しよね(笑)だけど若い時は25過ぎたらオッサン、オバハンの感覚だったよね(;^ω^)

 

ビックリしたのがタイロウさんのレコードやCDや雑誌の数ね。タイロウさんがコラムとか書くとマニアックな情報とかもかなり入ってたから相当マニアなんだろうなと思ってたけど、まぁビックリな量でしたわ。

タイロウさんはトヨタで働いてるって話しは有名だけど、トヨタの下請け会社でそれなりの役職にも付いていたみたい。病気を期に53歳で早期退職されたそうです。そこそこの役職についてたみたいだから退職金も結構入っただろうなーなんて想像してしまったわ。

 

仕事しながらバンドやってる人達もたくさんいるけど、きっとバンドって私達の趣味のような旅行行ったり音楽聴いたり、楽しいだけじゃないと思うのよね。練習もしなきゃならないし、メンバーに腹立つ事もあるだろうし、それに金もかかるし、儲け分は殆ど無いだろうしで、仕事で疲れてバンド続けていけますか?って言われたら私だったら絶対に無理だわ。それを40年近く続けていくって事がどれだけ大変な事かと想像してしまう。

一貫して変わらぬ自分の核となる揺るぎない精神を持ち続ける事こそPUNK!

原爆オナニーズはそれを行動と音でもって立証していると思う。だからこそカッコいい!

 

ラフィンとかスタークラブとかって、東京の人が地方に観に行ったり、地方の人が東京に観に来たり、コアなファンがわりといるけど、原爆ってそこまでの人達がいないような気がしない?いたらごめんね(笑)そこまでのコアなファンはいなくても原爆好きな人は多いよね。観たいバンドの対バンが原爆だったら嬉しいもの。

映画の中でも言ってたけど、ずば抜けて目立つ事も無ければ、派手なライブ告知とかイベントも無いし、バンド結成時からずーっと一定な感じなのよね。

けど、それが出来るかって言ったら中々出来る事では無いと思う。たまたま結果がそうだったとしても、やっぱり辞めずに継続してるって事のカッコ良さが原爆は滲み出てるね。好きを続けていくことの難しさはきっとあっただろうけど、それを見せないのが原爆の素晴らしいところ!

 

原爆だけにフューチャーした作品って今まで無かったからかなり面白かったです。そして改めて原爆のカッコよさを再確認したね。一つ残念だったのが、インタビューの声が聴き取りにくかった事。エディさんの時は特に。出来れば字幕入れてもらいたかったわ。

 

映画館で爆音で原爆の音を聴いてたら益々ライブに行きたくなったわ。映画の中でGAUZEとツーマンでやった時の私が酸欠になって原爆観れなかった時のライブ映像が流れるんだけど、GAUZEの栄枯盛衰がまるまる1曲流れて大石さん良い演出だわ~って思ったわ( *´艸`)改めてああいった映画館でGAUZE聴くとGAUZEもカッコいいなーってつくづく思ったわ。

 

原爆がイースタンユースと対バンした時の映像でイースタンユースの「いずこへ」の曲の時にタイロウさんがステージそででノリノリで観てるシーンがあるんだけど、あの映像観て私も60になっても音楽に興奮していたいと、カッコいい音を聴いた時に初期衝動のような気持ちを持ち続けたいと、そうなれるだろうか?いや、そうでありたいと強く感じたね。

 

良いドキュメント映画でした!大石さんには次回GAUZEを撮ってもらいたいな~なんて期待したいね。今、同じ時代を生きて観れている数多くのバンドに感謝!

 

 

 

 

早くライブいきてー(´;ω;`)

 

 

はてなブログハッシュタグ付けられるようになったのね。これ良いね~!はてなって同じブログやってる人の検索が全く出来なかったから横の繋がりが殆ど出来なかったけど、ハッシュタグで同じ趣味の人とも繋がれるもんね~!まぁ、私はひっそりとやってはおりますが(笑)

 

おしまい(●´ω`●)