anzuのブログ

\(^▽^)/

JUN SKY WALKER(S)⭐︎LINE CUBE 渋谷

5月19日(日)

 

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どひゃー!

きっともう行くことは無いと思っていてバンド!その名も!

JUN SKY WALKER(S)ジュンスカ

 

バンドブームの時にティーンエイジャーだった方は、このバンドがアイドル的な人気だったことをご存じかと思います。

私の今があるのはジュンスカと出会ったからこそ!って言っても過言ではないくらい、中学生だった私には衝撃でした。当時、まだジュンスカが出始めの頃で代表曲の「歩いて行こう」を出す前ですね。中学校3年生の時だったかと思います。中学生時代の私はクッソつまんない学校生活を送っていたので、ジュンスカとの出会いは大衝撃でした。

 

 

 

SUICIDE DAYS

 

「一人ぼっちが怖くて 息を殺して夜を待つ 誰も信じちゃくれねぇ まじめになんか生きられねぇ」

 

ジュンスカはゴリゴリのPUNKではなかったけど、当時中学生だった私はまだPUNKなんてものは知らないので、ジュンスカの反逆的な歌詞にガツンとやられたわけよ。部活では暴力教師に殴られ、友達との付き合いも上手にできる方じゃなかったから無理に合わせたりしてストレス感じてたし。今思えば、中学生の時はほんと疲れ切ってたな(;´∀`)いや、中学生の時に限らず小学生の時もだな。1日誰ともほぼ喋らない日とかもあったもんなぁ(笑)ほんと人付き合いが苦手でねぇ。お喋りができない。今でこそこうやって笑い話しにできるけど、こういう過去の自分は封印したかったからね。

それがジュンスカに出会って逃げ場を与えてくれた気持ちになりました。

尾崎豊も反逆的な歌詞を歌ってたけど、あまりピンとこなかった。多分、音だろうね。私にはジュンスカのビートパンクと当時言われてた、あのスピード感にグッと鷲掴みにされたのよ。子供時代に沸々と体内に蓄積されたストレスがあのビートパンクの音と共に爆発して外に放たれたのよ。そう!ジュンスカと出会って私に翼が生えた瞬間でした!(なんじゃそれ(;´∀`)!)

 

 

 

 

BAD MORNING

 

今回は思い入れが強すぎてライブの感想よりも自分の思い出語りになっちゃうと思うわ。許してね(笑)

初めてジュンスカを観たのは高校1年生になってから。西武球場でした。この時のジュンスカ人気は凄かったからね。西武球場よ!初ジュンスカに感動してその後はファンクラブに入り、ファンクラブ優先のチケット予約をするも、ファンクラブ入っててもチケット取れないことなんてザラでした。ジュンスカ観に行きたいのに行けないもどかしさね・・・その点、当時ブルーハーツジュンスカほどのアイドル的人気じゃなかったから、チケットも必ず取れたし、ファンクラブ入ってれば最前列ってこともあったから、ジュンスカに行けない悔しさをブルーハーツで代用してました(笑)いや、ブルーハーツも勿論好きだったよ。頻繁に観に行ってたから。けどね、当時はジュンスカ1番だったからね。ルックスだけがメインじゃないから、ちょっと違うけど今でいう推し活的なね。ジュンスカはルックスが可愛いでしょ(笑)ティーンエイジャーにとって、いくらバンドは音だ!っていっても、ビジュアルも大事なのよ。その点、ブルーハーツはちょっと猟奇的なとこあったじゃない。ヒロトの歌う風貌とか。今でこそピストルズなんだけど、まだこの時の私はピストルズに出会ってないからね。

正に、ピストルズと、ラモーンズの関係よ。ピストルズはビジュアルも可愛らしいし、ファッショナブルだけど、ラモーンズは子汚いでしょ(笑)ピストルズジュンスカで、ブルーハーツラモーンズみたいな。あくまでもルックス面ね。ジュンスカラモーンズ知ったぐらいだから、音で言えばジュンスカラモーンズブルーハーツはクラッシュな感じだけど。

10代の子にしてみたら曲もそうだけど、バンドもアイドルみたいな存在なところがあったからね、当時は。ちょうどバンドブームだったから、あの時はアイドルよりもバンド好きな人の方が多かったね。

 

 

だから自由はここにある

 

この曲聴きたいな~って思ってたらやってくれたー\(^▽^)/

けどね、やっぱり10代の乙女にしたら、会いたいのに会えない。ライブ行きたいのにチケット取れないって状況が続いてなんとなく気持ちも離れていっちゃうのよね。ダフ屋からチケット買ったりもしたけど、高校生でそんなに高いお金も出せないしね。熱しやすく冷めやすいのよティーンエイジャーは。そんな時に出てきたのがCOBRAの復活!いや、COBRAの1期時代なんて全然知らなかったし、ラフィンすらよく知らなかったけど、バンドブームの波に乗って突如私の目の前に現れたのがCOBRAでした。

ビジュアルは決してアイドルじゃなかったけど、ましてやヨースコーなんてただのオッサンにしか見えなかったし!それでもあのCOBRAの音に脳天ブチ破られて、ワタクシは人生2度目の翼を貰い受けたのです(笑)

高校1年生の時ぐらいかな。そこからは、ジュンスカに行く回数がぐんと減っていきましたね。ブルーハーツは行ってたけど。そしてCOBRAでゴリゴリのoi PUNKを知り、ジュンスカの音がとてもチープに感じられるようになっちゃったのよ。

 

 

いつもここにいるよ

 

COBRAと出会ってからはRYDERS、STRUMMERS、STAR CLUB、PUNK街道一直線に突き進みました。ここで道を間違えたわね(笑)

そんなこんなで高校生活後半になるとバンドブームも終わって小室とか出始めて音楽業界は最悪な状況になっていきます。今までバンドのライブに一緒に行ってた子もチャゲアスとか、ドリカム、ミスチルとか言い出して、またまた学校では疎外感を感じ始めます(笑)ここで私もチャゲアス良いわ~なんて言える脳内を持っていたら良かったんだけど、けど!その時の私はPUNKと出会っているので、もう昔のワタクシではありません。怖いもんなしです(笑)自分の好きなものにひたすら全力でエネルギーを注いで、人と違おうがなんだろうが自分は自分じゃい!ってPUNKの信念を真に受け、更に一般的ではなくなっていきます(笑)

 

 

 

ひとつ抱きしめて

正直、今回ジュンスカ30年以上振りに観にいくにことにした訳だけど、1回観たらもうそれで最後になるかな。。。なんて思ってたのよ。ジュンスカ最後に観たのは18か、19歳ぐらいの時で、もうその時には脳内punkだったんだけど、久々に行ってみるかなーって感じで行ったはいいけど、妙にシラケちゃったのよ。

あんなに好きだったジュンスカだったのに、何一つ熱く感じられるものがなくなってしまって、もうジュンスカは行くことないなって思ったのよね。そのうち、ジュンスカ解散のニュースが入った時も、ふーん。ぐらいにしか感じなくて、ジュンスかとの決別をしたのでありました。。。一時は昔ジュンスカ好きだったことを恥じたこともあったからね。そういうの誰にでもあると思うのよね。一時離れる時期が。若い時は特に成長とともに色々な音を吸収するからpunk、ハードコア、oi punk、邦楽洋楽問わず、とにかく早い曲が好きだったから、ジュンスカエイトビートじゃ物足りなくなってきちゃったのよね。

 

そんなこんなで、久々にジュンスカ見たわけだけど、これがまた良い!!!自分の気持ちとは裏腹にすんげー良かったのです。知ってる曲は半分ぐらいだったけど、今も活動してるバンドなんだから新しい曲やるのも当たり前。ボーカルの和弥さんも言ってたけど、あんまり昔の曲ばかりやるのもねぇ。って言ってたけど、納得だわね。こっちは昔の曲求めちゃうけど、今も現在進行形なんだもんね。けど、「歩いて行こう」と、「START」やるんだったら「すてきな夜空」と「全部このままで」聴きたかったなぁ。あと「ランドセル」も。言い出したらキリがないね(^^;)

 

 

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今回の席は2階席の7列目の端っこから2番目。いつもライブは旦那と行くことが多いけど、旦那はジュンスカになんの思い入れもないので1人で行きました。

端から2番目なら一番端にしてもらいたかったわ(^^;)両隣も1人参加の人で始まる直前まで来なかったから、誰も来ないといいなーって思ってたたらまず左隣が来ましたわ。白髪のおじさん。見た目、ユニオンでプログレのレコードでも漁ってそうな風貌だけど、オッサンとか言いながらきっと私とそんなに年変わんないんだろうなぁ(^^;)ジュンスカ観にきてるぐらいだから同世代だろうね。いやだねー。側から見たら自分もオバハンかー(笑)そして直前に右隣の端っこの人が来ました。30代前半ぐらいの若い男の子。こんな若い人がジュンスカ聴きにくるのー?ってびっくりしたわ。ライブ中も拳あげてたりしてたからガチで好きなんだろうね。どこでジュンスか知るのかしらね。こういう人は。この男の子が気が効く人でライブ始まったら通路側に出てくれたから私は広々スペースで楽しめたわ。全く会話することもなかったんだけど、最後に「お疲れ様でした〜」なんて言われて、あら、可愛い♪なんて思ったわ(笑)

 


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しかし、ボーカルの和弥さん、昔と変わらず声出てたなぁ。昔から大きいホールでやってるだけあって、渋公ぐらいなんなそのって感じの貫禄を感じたわ。あ、正式にはLINE CUBE渋谷って名前のホールだけど、私からしてみたら渋公なのよね。和弥さんもガッツリ渋公いくぜー!って言ってたし(笑)

そして、ドラムのコバちゃんが、なぜかマーちゃんって呼ばれてた(笑)コバちゃんでしょーって思ったけど(;´∀`)

そして和弥さんの喋りが相変わらず面白い!昔から饒舌だったけど、今も変わらず饒舌でした。

あと、何と言っても座る席があるって最高!!!一番はこれだね(笑)ゆっくりめな曲の時に座って聴けるし、やっぱりイスがあるっていいわあってつくづく感じたわ。

 

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今後のライブスケジュールですが、ツーマンツアーをやるようです。なんと横浜はSA!東京でやってくれたら観に行ったのになぁ。下北は誰だろうね。RYDERSとやってくんないかなぁ。RYDERSも昔はTOYSだったし、顔見知りなんだろうし。誰とやるのかとても気になるところ。


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あっちゃんからもお花がきてました。5人目のメンバーって、どういうこっちゃ!(;^ω^)右隣には横浜銀蝿からも。フェスの最後によく銀蠅の曲歌ってたもんねぇ。

 

 

MY GENERATION

10代の時は10代のMY GENERATIONを突き進んでいた。そして今は50を前にして今のMY GENERATIONを突き進んでる。自分の時代はいつだって自分に付いてくる。そしてジュンスカとともに私は今でも自分の時代を生きている。マイジェネレーションの歌詞でこう歌ってた。

「見えない拳を空高く突き出して 変わるはずのないものに向かって叫ぶんだ」

10代の時の私も、40代の私も正にこれ!歌詞カードを眺め、拳を上げながら聴いたジュンスカの曲。さっきも書いたけど一時、ジュンスカ好きだったことを恥じた時代があったけど、やっぱり原点に根付いた初期衝動は変わらず私の中にあったんだと実感したわ。

だってね、今現在のPONだって、一時COW COWとかやって迷走してたけど、結局ラフィンに戻ってきたでしょ。やっぱり迷走は必要なんですよ(笑)

 

ひとつ抱きしめてでも、こう歌ってた

「詰め込まれた言葉を繰り返す 大人も子供も ウソだらけいつも真似ばかり乾いた人達 汚れた血の流れる上にいるひとたち 真実にいつも震えながら はした金ばらまく 大切にするものを ひとつ抱きしめて ぐらついた世の中を歩き続けよう」

 

ジュンスカの中にPUNKを感じていたんだな。「真実にいつも震えながら はした金ばらまく」なんて正に今の自民党の裏金問題じゃないか!私利私欲にまみれた、自分さへ良ければいいだろ的な考えが許せないのは、10代の頃から始まってたんだな。この頃は政治のことなんて全く無関心だったし、PUNKなんてものがなんなのか知らなかったけど、ジュンスカの主義主張がPUNKに通ずるものがあったから自然な流れでその後、PUNK街道に進んでいったんだと思う。私の今が形成されたのも全てジュンスカのせいだよ。いやいや、ジュンスカのおかげだよ(笑)

青春を取り戻すとか、あの頃を思い出すとか、そんな安っぽいことではなく、10代の時に感じた初期衝動は、変わらず自分の中で継続していて間違いではなかったと感じた夜でした。そして、信ずるものをひとつ抱きしめる。それは今後もずーっと変わらないんだろうなと思いました。

己の信念を信じて突き進めー!\(^▽^)/って感じかしらね。後に出会ったハードコアの影響も大きいけど、そこに辿り着けたのはほんと、ジュンスカと出会えたからこそだと思ってます。

 

もう最後と思っていたジュンスカでしたが、また行こうって思いました。聴きたい曲もまだまだあるしね。中学生の時、毎日つけてた日記に、ババァになってもジュンスカ好きでいる自信ある!って書いてたけど、ちゃんと実践してんね。未来の私もちゃんとジュンスカのライブ行ってたよ。(≧∀≦)ノ

 

 

最後まで有難うございました。

自分語りばっかですいませんでしたー(;´∀`)

 

おしまい(●´ω`●)