anzuのブログ

\(^▽^)/

ジョン・ルーリー展 ☆ 福沢一郎展


この日は美術館のハシゴをしてまいりました。


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「信心深い人嫌い」

まずジョン・ルーリーと言えばアメリカのサックス奏者ですが
その名を世に知らしめたのがジム・ジャームッシュ監督の
ストレンジャー・ザン・パラダイス」ではないでしょうか。
同監督の「ダウン・バイ・ロー」にも出演してるね。


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「人は自然を破壊などできない、自然はあまりにも手ごわい。」

現在は病気を患って音楽活動や俳優業などもやっていないそうです。
現在はこのように絵を描いているって事を私は全然知りませんでした。


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「諦めたくなる時もある」

時折クスっとしてしまうような遊び心や、皮肉めいた諷刺画のような
ものもあってジョン・ルーリーのセンスが感じられました。





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「なんとか氏が最後に考えたこと」

館内には自ら監督した「フィッシング・ウィズ・ジョン」の
映像が流れてました。トム・ウェイツや、デニス・ホッパー
マット・デイロンらと、ただひたすら釣りをする映画(笑)

何にも面白く無いんだけど、あの独特な空気感に魅了されて
結局最後まで見ちゃうのよね。
これは「ストレンジャー・ザン・パラダイス」にも言える事だよね。
特に大きな事件も無く淡々とした映像で時間が過ぎてゆく。
けど、なんだか目が離せず最後まで見ちゃうってパターンね(笑)




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「これこそがメッセージというもの」

ジョン・ルーリーの描く絵にもやはり独特な空気感があって
映画のように引き込まれていったわ。




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「21のバスキア作品」

バスキアともお友達のようね。音楽やってた人だから
繋がりはあるんだろうね。



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21人いたかどうか数えなかったけど(笑)絵の中にバスキア
いっぱいいました。


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「魂のない鳥もいて、そいつらはなにかしようとする鳥の邪魔ばかり。」

人間社会に置き換えた皮肉めいた作品がおおかったな。
皮肉めいたってところがさすがミュージシャンだなって感じるね。




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「黄金の鳥」



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「異教徒たちの戦争の鳥」

写真ガンガン撮ってるけどOKだったんだかんね(;^ω^)
最近は写真OKの美術館も増えてきたね。



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「ぼくのアパートには穴居人がいて、毛皮を丹念に見ている。
いなくなってはくれないか。」

ジョン・ルーリー展、とても面白かった!
一見、絵本のような水彩画の優しいタッチにも見えるけど
題名などを見ると権力に立ち向かう反骨精神に溢れた作品と
感じました。たまにこのような発表されるらしいので
またやったら見に行きたいわね。






2件目は国立近代美術館へ!




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福沢一郎展

このどうしようもない世界を笑いとばせ!

まず、この文面に惹かれるでしょ(笑)
時代とともに変化する画風がとても面白かったです。




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外国に行く度に何かを感化されるのか作風がガラリと変わっちゃうのよね。
これだけ色々と変わる人も珍しいなって思うぐらい!

特に南米に行った以降ぐらいの絵が私は凄く良かったな。
福沢一郎展は写真OKなのは1枚のみ。
あまり知らない絵描きの方でしたが、非常に面白かったです!

そう。
美術館出る時に高田文夫とすれ違ったわ。
美術館のお姉さんは高田文夫を知らなくて、70歳以上は割引が
あります~!って説明したら、「私、高田文夫よ」って自ら
名乗ってたよ。美術館のお姉さん、高田文夫知らなかったみたいで
きょとんとしてたけど(笑)

常設展も見たのでかなり疲れたけど、有意義な一日でした~♪


おしまい(●´ω`●)