先日、練馬区大泉にある牧野記念庭園に行って来ました
日本で初めて植物図鑑を作られたと言われている人で植物学者であります
65歳頃からこの大泉に移り住み、亡くなる96歳までこの家で過ごされたそうです。
なんと、この先生は小学校中退なので学歴は全くありません。
植物好きが高じて独学で植物採集などを行ったりして観察したとの事です。
若かりし頃の牧野先生ですが、氷川きよし君似の中々のイケメンだったようです
牧野先生の印象深い言葉で
『神様は存在しないと思いなさい。学問の目標である真理の探究にとって有神論をとることは自然の未だ分からないことを、神の偉大なる摂理であるとみてすますことにつながる。それは真理への道をふさぐことで、自分の知識の無さを覆い隠す恥ずかしいことです』
良い事も悪い事も運や神様に結び付けてしまいがちですが、さすが学者先生ですね。
前を見据えて研究している人は違いますね
かと言えば、こんな事も言っています
『私は草木に愛を持つことによって、人間愛を養うことができると確信して疑わないのである。
確かに毎年毎年、その季節が訪れれば花を咲かしては散って、コンクリートの隙間でさへ根を這わせ場所は問わず生きている、ひた向きな植物の姿を見ていると教えられる事は多いです。
牧野先生は死後に文化勲章も受章していますがこの先生、文章など読んでいても正直インテリ気質ではなく
どっちかと言うとガラッパチ気質と言うかあまり学者っぽくない所が親しみを受けます(*´∀`*)
入園料は無料です。私は次回、センダイザクラの咲く時期に行ってみたいなと思いました