anzuのブログ

\(^▽^)/

富士登山 パート2

パート1からの続きで~す(o^O^o)ノ
 
何もする事がないので、夜7時30分頃には布団に入りました。
 
普通の登山と違って富士登山は頂上で御来光を見る事を
目標に登る方が多いので、夜中にヘッドランプを付けて
多くの人が登山をします。
 
何処の山小屋もそうなんですが、山小屋の前は登山道になってるので
早くて9時頃から御来光目指す人の声がザワザワしだします
 
部屋も相部屋なので夜11時頃~夜中2時くらいまで
出掛ける人の準備の音で眠れない
 
でも私、一つ学びました
山小屋での相部屋は耳栓必須
 
そんな、いつもの登山とは違う雰囲気が
「あぁ、これが富士登山なんだな~」って思えて
眠れなかったけど楽しめました
 
結局、仮眠を2時間ほどとって3:30頃に起床
相部屋には20名ぐらい居たけど、もう誰も居なかった・・・(笑)
やっぱり皆、頂上での御来光が目当てなんですね
 
さぁ、私もいよいよ御来光
外に出てみると・・・
 
イメージ 1
 
夜が明け始めてきて月と金星が瞬いてました
 
この日は頂上を目指す日
天気も良さそうなので安心
 
いよいよ御来光だよ~
 
イメージ 2
 
もうちょっと
山中湖と河口湖は5合目から、ずーっと見えてました
 
イメージ 13
 
あともう少し
(引っ張るな~笑)
 
イメージ 15
 
出ぇたぁ~~~!!!
(お化けみたいに言うなって・・・笑)
 
ちょっと雲があったんだよね~
 
でも、雨も降らず天候に恵まれただけでも感謝しないとね
 
御来光も見て、目指すは頂上
いよいよ日本一の最高峰へ
 
朝5時前に出発
 
イメージ 16
 
歩き始めて少しすると、完全に日が出てきました
山中湖に太陽が映って鏡みたいだね
 
生きてる間に美しい景色を見たり、感動するような事を体験したり
まだまだたくさん経験したいな~(*´∀`*)
 
イメージ 17
 
雪渓も所々に残ってました
でも、登山道は全く雪は無かったです
 
イメージ 18
 
イワヒバリが多く生息してました
真ん中に背中向けてるの分かります
 
こんな高山で何を餌にしてるんだろうか・・・
 
イメージ 19
 
こんな道を、ひたすら
登る!登る!登る!!!(。>0<。)
 
8合目を過ぎてくると、さすがに空気が薄くなってくるのが分かる
 
「空気が薄い」って、こういう事だったのね・・・
少し歩くくらいで息切れがして休み休みじゃないと辛い
 
登り自体はそんなに険しくもないし危険箇所もないんだけど
何せ空気が~~!
 
持ってた携帯酸素を吸うと、ちょっと楽になりました
この酸素吸ってると色んな人に「それ、効くの」って
聞かれちゃった(笑)なので「気休め程度かな~」なんて
答えましたが、気分的なものが80%かも・・・
 
イメージ 20
 
9合目!
 
あともう少し
 
ファイト!
中島みゆきの歌じゃ無いよ~笑)
 
イメージ 21
 
そして、いよいよ
この鳥居をくぐれば山頂でーす
 
ラストラン!ゴールは間近だ!!
 
イメージ 3
 
到着~
 
いつも言う事同じだけど(笑)成せば成るだね~
 
と・・・思ってるのも束の間・・・
 
皆さん、ここで終えられる方が多いんだけど
最高峰の3776mは、実はここでは無いんです
 
お鉢巡りって言う富士山山頂をグルっと1週するコースがあるんだけど
時間にして1時間ちょっとぐらいかな?
その途中に3776mの最高峰の場所があるのです
 
さ、疲れた体にムチ打って「お鉢巡り」に出発
 
イメージ 4
 
山頂はこんな感じで賑わってたよ
ビックリした事に自動販売があったのー!!!
 
さすが富士山
 
イメージ 5
 
相模湾が見渡せました
上から見ると、山中湖と相模湾の近さに驚き
 
イメージ 6
 
最高峰は目の前に見える高い所です
ガンバロ・・・
 
イメージ 7
 
日本最高峰3776m!剣ヶ峰!到着~!
 
ここまで来る人は少ないのかな~
山頂ほどの賑わいはなかった・・・
 
イメージ 8
 
標高3776mで見る景色は7合目とはやっぱり違うね~
 
飛行機から見る景色みたい
 
あぁ・・・やっぱり富士登山して良かったな~
 
私の実家のある埼玉は富士山が至る所から見えます
小さい頃から天気が良いとかなり大きく見えるんです
 
そんな子供の頃から見て慣れ親しんでる富士山に
まさか自分が登るとは思わなかったな・・・
 
この前の八ヶ岳の登山のように花は無いし鎖場などの
面白味も無いし、登山としては面白くないけど
でも、頂上に登った時の達成感
 
これは、今まで登った山(少しだけど)以上に味わえました
 
イメージ 9
 
大内院
 
旧噴火口の事で禁足地となっています
その深さは8合目まで達しているそうです
 
イメージ 10
 
お鉢巡りの途中に雪の残ってる道が~!
雪の解けてる所が底では無く、もっとずーっと下まで崖なんです
 
ここ、かなりの急斜面で(3700m以上だからね)
人によっては引き返してたけど、行っちゃえー!
と行ったはいいけどメチャクチャ恐かった(。>0<。)
 
あぁ・・・生きてて良かった・・・
 
 
さ、お鉢巡りも終わって、後は下山です
 
下りも慎重に行かねばね
 
イメージ 11
 
雪が溶けて白糸の滝みたくなってました
 
登りも、ひたすらの登りだったけど
下山道も、ひたすらの下りだった・・・(笑)
 
火山礫の石と細かい砂の埃っぽい道を下る下る下る
 
この下りがね・・・長くて辛いんですよ(泣)
 
スゴク滑りやすくて3回転んだ(笑)
 
でも、分かったのが滑らないように慎重に歩いてると
逆に滑るんです思い切って小走りぐらいで歩いた方が
滑らない事を発見
あ、怪我しない程度にね・・・
 
下りの写真は1枚も無かった・・・(笑)
 
イメージ 12
 
そして登山バッジ
 
上のは昔、河口湖に行った時に買った物です
下は今回買った物裏に日付けの刻印をしてくれました
 
ちょっとだけ頭痛がした程度で対した高山病にもならず
無事に登頂する事が出来ました
 
あ、そうそう!行きの時にすれ違った人達ほどの疲労感は無かったかな
八ヶ岳の方がハードだった・・・
でも、時おり体力の無さを感じるので体力付けなきゃだな
 
これからが夏本番の登山シーズンだって言うのに
私の夏の登山はこれにて終了(涙)
 
行きたい所は、たーーーーーくさんあるんですよ
お金と、暇がね・・・・・特にお金ね・・・(笑)
 
秋まで我慢だな
 
最後に「日本百名山」の著書
深田久弥先生のお言葉より・・・
 
「富士山は万人の摂取に任せて、しかも何者にも許さない何物かを
そなえて、永久に大きくそびえている」
 
イメージ 14
 
 
 
またまた長くなちゃった
いつも、お付き合い頂いて本当に有難うございますo(*^▽^*)o