ジョニー・サンダースのドキュメント映画を観てまいりました。
前々から分かってはいたことですが感想は・・・
しょーもない腐れジャンキー!
どこまでアホ貫くんだー!ってぐらいしょーもない人ですが
どれだけのバンドに影響を与えたか!
もちろん日本のバンドも含めて!
そしてどれだけ最高にカッコいいギターを弾いていたか!
ギターの音を聴いただけで誰が弾いてるか分かるのは
数少ないミュージシャンのうちの一人だと思います!
↑この写真のジョニー大好き(*´∀`*)
ドラッグを肯定する訳では無いけど
日本はドラッグでミュージシャンが捕まるとCDまで回収されるけど
演奏する人の人格や私生活は音とは別もんだと私は思うのです。
シャブ&飛鳥が捕まった時も、裏切られたとか
ドラッグやって作った曲だと思うと曲の良さも半減するとか言ってるけど
そういう奴に限ってビートルズいい!なんて言ってるから
笑っちゃうわよね。あ、ドラッグはもちろん駄目なのは分かってるわよ。
法律で決められてるからねヾ(-д-;)ダメダメー!
けど、マリファナは・・・って、やめやめ!お口にチャーック!(笑)
しょーもないジャンキーだったジョニーですが音は最高のギタリスト!
ただ、ドラッグはもうちょっとほどほどにすべきだったわよね(;´▽`A`
後半はレコード会社の人が処方箋でもあげるように朝1回、夜1回と
ドラッグを調整して渡していた時期もあったようね。
CHINESE ROCK
ドラッグに手を出してしまうのは当時のNYの時代背景も
あったのでしょうね。映画の中でも言ってたけどジョニーに
ヘロイン、コカインを教えたのはイギー・ポップだったとか(^▽^;)
何かの雑誌で読んだんだけどイギー・ポップにドラッグ教えたのは
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのニコだって書いてあったんだよね~
ニコは悪いやっちゃな(笑)
まぁ、遅かれ早かれ手を出すんだろうけどねヾ(-д-;)
そう考えるとヴェルヴェッツのニコ→イギー・ポップ→
おおっ!これは!ドラッグ繋がりでPUNKに行き着く流れを
表しているではないか!!!
ドラッグの話しばかりですいませんね・・・(;´▽`A``
でも、この映画観てみたら分かるとおもうけど
もうね、ずーーーっとジョニーには悲しいかなドラッグが
付いてまわるのよ。切っても切り離せないのよね。。。
ドラッグやってなかったらジョニーはもっといいギタリストに
なっていたという人もいるけれど、う~ん・・・
どうなんだろうね。その辺。私生活と音は別とは書いたものの
しょーもないジャンキーだった事も含めてジョニー・サンダースなのよね。
ただ、映画観て思ったのは若い時はいつ死んでもいいやぐらいに
破天荒なんだけど、30歳過ぎてからぐらいになるとね
さすがにドラッグ漬けは厳しかったのかなって感じました。
その時にはもう止められない体になっちゃってるのよね・・・
もうちょっと器用に生きられたらストーンズにも
なれたかもしれないのにね。悲しきロッカーの性だね。。。
映画館にはジョニーが着ていた白襟のアメリカン・モーターサイクル
レザージャケットが再現復刻して飾られていました!
後にシド・ヴィシャスに受け継がれた革ジャンを復刻して
受注生産して売り出すそうです!欲しい!カッコいいー!!
でも、買えんです・・・だってね、
¥146,300だからね・・・(;´▽`A``
↑その革ジャン、シドが着ております(^m^ )
BORN TO LOSE
ジョニー・サンダースは38歳で人生の幕を閉じます。
私はもうジョニーより長く生きたのか・・・
↑の映像91年の日本公演が最後のライブとなったのです。
ステージに上がってます。その後、新宿アンチノックで
アコースティックライブをやり日本からタイに行き
そこでまたドラッグを大量に手に入れたそうです。
この日本公演から1ヶ月もしないで亡くなってしまったのです。
4月23日が命日になります。生きていれば63歳。
ジョニーを賛美する訳ではないし、自業自得な人生なんだけど
ジョニー・サンダースという軌跡はこれからもずっと
音と共に影響を与え続けるでしょうね。
生き方は受け継がなくていいと思うけどね(笑)
フォワードのイシヤさんがレビュー書いてるので
気になったかたはぜひぜひどぞ!
↓
ここ最近、ジミー・クリフや、MODSのライブ観て
ドキュメント映画「あっちゃん」と今回の「ジョニーの軌道」観て
38歳で逝ってしまったジョニー、年を重ねてもカッコよく
パワフルにライブし続けているMODSやジミー・クリフ
家業を継ぎながら地道にバンドを続けているロティカのあっちゃん。
全く異なるミュージシャンだけど人に歴史あり!だね。
一つ言えるのは皆、全力で生きてるって事!
ジョニー・サンダースの軌道、ロック好きは絶対に観るべし!
ジャンキーの一言では片付けられない魅力がジョニーにはある!
でも、ロック好き以外の人にはあまり理解されないかもしれませんが
そしてこんな人生、誰にも真似できません(笑)