4月9日(月)
季節の巡りはホント早いものです。
ついこの前まで桜一色だったのに、桜?何か月前の話し?ってぐらい
遠い昔の事のようにも感じてしまいます。
染井吉野もすっかり葉桜です
そして私のブログ作成も4月19日にしてます(;^ω^)
もうとっくに桜終わってんじゃないかい!って頃の更新になります(笑)
染井吉野は終わっても出かけた4月9日は八重桜が見頃
去年のこの時期はまだ染井吉野が咲いていたのにね。
目的は王子神社と王子稲荷だったけど、まずは花見の名所で有名な
飛鳥山公園に立ち寄りました。
古くからの桜の名所です
歌川広景も描いてます
この時代は飛鳥山公園から富士山が見えたのね~
そして見てくださいよ!
このドンちゃん騒ぎ!弁当がひっくり返っちゃってんじゃないのよ(笑)
日本人の花見のバカ騒ぎは今も昔もなのねん(;^ω^)
染井吉野が終わってすっかり葉桜になってるにも関わらず
まだブルーシートで花見の陣取りをしてました。
そんなにドンちゃん騒ぎしたいなら花見にかこつけなくても
5月でも6月でも好きな時にやりゃーいいのにね。
桜の時期だったら皆やってるから昼間っから飲んでても無礼講!
って感じなのかしらね。アタシャいつだって無礼講だけどね(笑)
染井吉野開花後の新緑は葉っぱが柔らかくてキレイだね
そしてこの青空!
山で見ても都内の公園から見てもやっぱり青空は気持ち良いね
公園のベンチで一人でボソボソとパン食べてたら鳩がやってきました。
そして公園でお母さんと遊ぶ子供達の楽しそうな遊び声。
あぁ・・・平和やねぇ・・・(*´ω`*)
なんだか最近、とーっても心が穏やかなのよねぇ・・・
金は無いし、乳癌だわで散々だけど、この穏やかさは何かしらね(笑)
人魚もうっとりだわね
今回、自宅から王子までは歩いてみました。
以前も歩いた事があるんだけど、その時は自宅から中板橋まで行って
石神井川沿いを歩いて遠回りだったので片道2時間かかりました。
なので帰りは電車の乗って帰ってきたんだけど、今回グーグルで
調べたら自宅から1時間ほどで行けちゃう事が分かったので
これなら歩いて行ってみよう!って事で歩いてみました。
うちからこんなに近かったのね。
飛鳥山公園で一休みした後は数分歩いて王子公園へ!
ここに来るのも久しぶりだなぁ~
白の鳥居が青空に映えるね
インスタ映えならぬ、青空映え!
白の柱に黒塗りの社殿が美しい~
何卒何卒よろしゅうたのんます・・・( ̄人 ̄)
ごにょごにょごにょ・・・
しっかり参拝した後、ふと境内横にある駐車場の隅っこの方に
赤い社を発見したので行ってみると・・・
末社の関神社がありました。
立て看板にあった由緒を読んでみると・・・
歌人の蝉丸公の姉が逆毛に悩んでいたので蝉丸公が侍女の髪の毛で
「かもじ、かつら」を考案したとの事。
ちなみに「かもじ」とは地毛が短くて結う事が出来ない時の
添え髪の事だそうです。付け毛の事だわね。
なぬ・・・
毛!!!!(; ・`д・´)?
毛!!!!
そうなのです!
まさに!!!まーさーにーーー!!!
抗がん剤で禿げてしまった私の為にあるような神社じゃないか!
だいぶ前に王子神社は来た事あったけど、その時はここに立ち寄ったか
どうかは覚えてませんでした。何気なくこの日は王子神社に行こうと
思ってたまたま髪に纏わる神社を見つけたのです!
これ、凄くない!?アタシャ一人で思わず「すげー!」って
言葉に出しちゃったわよ!まわり誰もいなかったし(笑)
完全に呼ばれたなって思ったよ!髪の神様に呼ばれたね!
感動しましたよ。なんかこう言葉では言い表せないような
神様との縁を感じましたね。
毛塚もありました。
全国のかつら協会の方達が毛髪供養として建立されたそうです。
因みに毛塚の由来は
↓
貧女が自らの髪の毛を切り、油に変えて献じた光が大突風にも
消える事無く煌々と輝き世に貧女の真心の一灯として髪の毛の
尊さと共に毛髪最古の歴史なりと長く言い伝えられる由縁である」
毛髪を取り扱う我々業者は毛髪報恩と供養の為に
昭和三十六年 五月二十四日「関神社」境内に毛髪の塔を
建立し永く報恩の一助とする。
(案内板より)
昔っから長い髪にはその人の魂が乗り移るなんて話もあるじゃない。
人毛で作った人形の髪の毛が伸びるなんていう怪奇話しも。
髪にも命が宿っているという事ですな。
抗がん剤でツルッ禿げになってしまって
もちろん抗がん剤が終われば生えてはくるんだけど、生え始めは
テンパになってしまったり、白髪が増えていたり
生えてもボリュームが以前より少なくなっていたり、個人差はあるとは
思うけど人によっては悩みの種だそうです。
なので私も抗がん剤後は問題なくキレイな髪が生え揃いますようにって
念入りにお願いしてまいりました( ̄人 ̄)
何卒何卒よろしゅうたのんます・・・(^人^)
ごにょごにょごにょ・・・
かつらかつら
かつ~ら~♪かつ~ら~♪
のやま~も さと~も~♪
み~わたす~か~ぎり~♪
良い神社に巡り会えたな~( *´艸`)
キレイに髪の毛生え揃ったらお礼参りにまたここに来よう♪
お守り
向かって右は昔に来た時に買ったお守り。
十年以上の時を経てやっと更新出来たわ(;^ω^)
左は今回買ったもの。本当は関神社のお守りが欲しかったんだけど
末社なのでお守りまでは無かったから関神社の代わりに
常に身に着けられるような王子神社のストラップお守りを買いました。
桜の名所の場所だけあってお守り袋も可愛いわね( *´艸`)
速玉之男命(ハヤタマノオノミコト)
事解之男命(コトサカノオノミコト)
関神社の御神祭:蝉丸公(セミマルコウ)
逆髪姫(サカガミノヒメ)
古屋美女(フルヤノビジョ)
蝉丸公の姉が逆髪姫で(名前がそのまま!笑)
侍女が古屋美女です。
王子稲荷神社
王子神社から5分ほどの場所にある王子稲荷へ!
幼稚園が併設されている神社なので正面の鳥居は平日は
くぐる事が出来ないようです
なのでわきっちょの鳥居から入りました。
王子稲荷も広重が描いてます
王子一帯が田園地帯だった頃、エノキの木に毎年、大晦日になると
関東全域の狐が集まり王子稲荷へ参殿したと言われています。
その様子と狐火が灯っております。
狐火とは
火の無いところに松明や提灯のような灯りが一列に現れて
点いたり消えたりして、正体を突きとめに行くと火は消えてしまい
また別の場所にふっと現れるという伝承があるようです。
狐に化かされる事から狐火というようです。
稲荷と言えばキツネなので、王子一帯はキツネが多く住んでいた
場所なのでしょうね~
歌川広景も「江戸名所道戯尽十六 王子狐火」で描いてます
金紋先箱のかわりにカボチャ、槍持の槍がトウモロコシになってます。
完全に人間を化かしてますね(笑)籠に乗ってる婆さまの目には
狐では無く人間に見えてるのですかね( *´艸`)ププッ
王子稲荷の狐ちゃん
阿吽の吽の方の狐の目がー(≧▽≦)
何卒何卒よろしゅうたのんます・・・( ̄人 ̄)
ごにょごにょごにょ・・・
ここにもお狐!
こちらの狐は阿の方の狐の眉毛がなんとも凛々しい(; ・`д・´)
本宮
ごにょごにょごにょ・・・
本殿のわきの道を入るとお狐様の聖地のような場所があります。
願いを込めながらこの石を持ち上げて
思ったより軽ければ願いが叶い、持ち上げられなければ
願いは難しいとの事です。
思ったよりかなり重かったわよ(;^ω^)
お狐様大集合~\(^▽^)/
狐穴がありました
この場所から狐が出入りしていたとの事です。
王子稲荷は関東の稲荷神社の総本社です。
お狐様を怒らすと怖いからね~コックリさんだからね~
丁寧に手を合わせてまいりました
裏は何もなし(;^ω^)
御神祭:宇迦之御魂神 (ウカノミタマノカミ)
宇気母智之神 (ウケモチノカミ)
王子はお狐様のサンクチュアリだわね
広景の浮世絵のように知らずのうちに狐に化かされている・・・
なーんて事もあるかも?ね(笑)
最後まで有難うです~♪
おしまい(●´ω`●)